No.34 給湯器(ガス・灯油・電気)廻りの配管凍結に注意しましょう。

最近発生したお客様のクレームです。
ガス給湯器配管凍結予防の為の囲いのやりすぎで、給湯器の失火現象が発生しました。
寒くなってくると、北風による日中の外部露出配管類の凍結が考えられます。その対策として、屋外設置のガス給湯器に厳重に囲い施してしまった。そのため機器燃焼時の排気の再流入により途中失火したものです。囲い対策はほどほどにしましょう。
◆凍結予防の為のアドバイス
1)風や、凍結予防対策用の囲いは、つい立程度。(つい立の材料は不燃物、離隔距離必要)
 厳重に小屋を作ってしまえば、屋外型でなく、屋内型給湯器になり外部への排気筒が義務つけられます。(注意:よく見受ける設置不良)
2)給湯器廻りの配管は一定部分どうしても露出します。配管保温材は、よく見受けられる、茶色の簡易保温材は効果が薄い。(特に寒冷地等では、電気保温材の使用も考えましょう。・・電気の保温材料は、ホームセンターなどで売っています。)
3)布などで巻くことがよくありますが、これは雨や雪のとき逆効果です。布が湿って凍結します。
  晴天時に一時的対策としては有効ですが止めましょう。
4)ガス給湯器本体は、凍結予防ヒーター機能付が現在では普及していますので、超寒波(-15℃以下にならない限り安全だと思います。
配管の凍結事故は、寒冷地より温暖地での一時的寒波で発生します。過信が原因です。
(北海道や東北などの超寒冷地域は、基本的には、給湯器内部の水は、使用後抜くことが原則です。)
配管凍結予防については、自分でやるのが不安な方は、業者に依頼しましょう。
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