No.144 地震後に給湯器の火が付かない!
- 2011.03.12
未曾有うの災害。恐ろしい災害。<災害に合われた皆様に心よりお見舞いもうしあげます>
■この災害に伴う、家庭用機器のトラブル相談もピークに達しているだろう。
われわれが扱う、ガス給湯器のトラブル相談も半端じゃない。
一日に3000件を超えるアクセス数と電話相談が寄せられる状況で、全てに対応できない。
できるだけお受けした、御相談は丁寧にご説明するよう心がけているのだが。
中で一番多いのが、地震によるガスメーターの遮断によるガス機器類のトラブル。
ガス会社、メーカーに電話しても繋がらない為、当社のトラブル相談に入ってくる。
以下に、一番多いトラブル相談の対処法について書きます。
★地震後に給湯器の火が着かない!
地震により、震度が4以上になると、ガスメーターが止ります<安全装置作動>。
※<これは地震時のガス漏れによる事故を防ぐための安全装置の作動が考えられます。>
※確認方法<ガス給湯は火が着かないが・・・次に>
<確認1>ガスコンロに火はつきますか?→火がつけばガス供給の問題は一応は無い。
・・・・・この場合は給湯器の故障が考えられます。
<参考>単身者用マンションやアパートなどでは、コンロが電気調理器などの場合は、念のため屋外のガスマイコンメーター部の遮断は無いか確認ください。
<確認2>ガスコンロなどの火がつかない。
地震直後のこの現象は、ガスのマイコンメーターの安全装置の作動により、ガスが遮断された可能性があります。
<外部に設置の、都市ガスやLPGガスメーターの設置場所に行き、メータにガス遮断の表示が出ていないか確認ください。
<マイコンメーターの確認方法については、メーターの種類によって相違があります。>
1)ガスメーターのところで、赤いランプが点滅している。
2)液晶表示のところが点滅している。
等の症状が出ます。
★ガスメーターには、地震時等に対応する復帰方法を表示した札が貼っています。その表示された復帰方法に従って操作してください。<表示札の無い場合は、ガス供給会社に連絡確認ください。>
復帰操作後 約3分から4分で復帰します。<尚その間、ガス機器の操作はしないでください>
<参考>東京ガスのガスメーター復帰方法ホームページ
http://mobile.tokyo-gas.co.jp/m/v/tg2/view?NSM=&EV.SID=INIT&cmrcd=tg2&SI=__new__199
(3)安全装置が復帰しない場合は、
ガス漏れの危険性もあります → 即あなたが御使用中のガス会社に連絡
上記について対策したが、お湯にならない症状がある場合は
元電源のリセット操作(ガス給湯器電源コンセントの抜き差し)で復帰する場合もあります。
(この操作は、最近のガス給湯器はマイコンなどの電子部品で精密にコントロールされています。
一度電源をリセットすることで、エラーなどを解除することが出来る場合があります。
ただ、この操作は、メーカーに一度確認が必要です。)
【注意】
元電源のリセット時は、リモコンの表示が初期値に戻る場合がありますのでリモコンの再設定操作が必要となりますので注意ください。