No.114 ガス給湯器のトラブル相談

私の会社でのガス給湯器のトラブル相談コーナーも、故障による買い替え相談だけでなく、単なるトラブル相談も一日平均5件から6件程度電話相談受けるものの、やはり冬の寒さが厳しくなればなるだけ件数が増えていきます。
<トラブル相談も気楽に相談いただければいいですね>
※なぜ冬になると、ガス給湯器の故障が多くなるのか?
※冬場のガス給湯器の故障に共通性あり!
1)エラー番号、「111」「112」の表示による故障が多い。
ガス給湯器の寿命は、約12年から13年位が平均値。
やはり電子部品関連の故障に起因する場合が多く、それも、給湯、追い炊き、ガス回路などににおける、電磁弁回路の故障が多いように見受けられます。
この故障の典型的現象は、突然、エラー表示やリモコン表示が消えてお湯が出なくなり、とくに寒さの厳しい日などに多く、1日のサイクルでいえば、朝や夜に火がつかないものの、昼間の温かい時は火がつく。<電磁弁の磁力が気温の変化に弱いのか?>
2)この故障は、緊急処置としては、電源コンセントの抜き差しによる、リセット操作などで治る確率もあるが最終的には頻度が多くなり最後に一切反応しなくなる。
3)ただ故障時の、修理となると10年過ぎた機器は、えてして修理代が高くなるケースが多い。
されど、買い替えとなると、15万円~20万程度と費用がかさむ。ならば、修理して当面しのぎたいと考えるのも昨今の経済状態からして人情。でも、10年過ぎた、ガス給湯器の修理代は、4万円、5万円と高額になり 、使用者にとってかなりの負担。でも給湯器を修理しても、やはり永く持たない。最終的には、修理費が捨て銭になる危険性が高いのも事実。
4)賃貸アパートの入居者さんからのトラブル相談も結構多い。<どこへ問い合わせていいのか、わからないケースが多い:困ってインターネット検索>
  学生さんや、会社勤めの単身者が多いようですね。
□ 昨日も、
▼「もしもし!給湯器のお湯が出ないんですけど」・・・声から判断して賃貸アパート住まいの学生さんかな?
▲「どのような状態ですか、リモコンのエラー表示は出ていますか?」
▼「リモコンはないんです!」
▲それでは、ガスコンロはありますか」
▼「ありません」
▲「それでは、まずは、ガスメーターの遮断がないか確認してください」外へ出て、ガスメーターが赤点滅していませんか・・・・・・・」
▼「あ!しています・・・」
▲それでは、昨日か朝などにお湯の出しっぱなしは・・・・」
▼「ありました」
それから復帰方法を説明して電話を切った。・・・この相談も多い。
※ただ、この方は、後から丁寧にお礼の電話があった。いまどきの若い方にしては礼儀正しいかったですね。
ふつうは、そのまま反応なしの方が多い。
※でもやはり丁寧にお礼を言ってくれる方には、正直うれしいですね。
■このようなトラブル相談も、春一番が吹くとともに件数が減っていきます。
3月半ばを過ぎると、「ガクン」と相談とともに受注件数も落ちてきます。
われわれの商売は、夏場は我慢の季節ですかね。
■ただ、いいのは、暇で売り上げが少ない、弱小企業も細々続ければ、サラリーマン時代と違って転勤もないし。突然人事異動がFAXでくることもなく。まして、”コオロギ”の鳴き声も周りに気を使うことなく、たまに、鳴く程度でいいし気が楽ですね。 
 「でも、日々仕事は全力で頑張りましょう!」・・・・団塊の世代はこれしか能がない!