No.27 質問に答えて・・・給湯器のCO2事故器と現行給湯器構造の違い。
- 2006.11.14
私の10月09日のブログを見た方から、eメールで直接ご質問を戴きましたのでご回答いたします。
旧湯沸かし器の事故機の構造と、現行市販の湯沸かし器(給湯器)の構造違いが今ひとつピンと来ない。安全といわれても心配とのこと。(メーカーに直接聞くのもね?との内容)
私の知っている範囲で、ご説明させていただきます。
確かに、先般の私のブログ記事は文章ばかりでわかり辛いですね。
今回は、図を入れてもう少し簡単にご説明いたします。
下図の左の図が、事故器の構造です。右が現行の給湯器の構造です。
■大きな違いは、ファンモーターの位置が上についているか下についているかで役目が違います。
1)左の湯沸かし器は、ファンモーターの役目は、燃焼ガスの排気出しだけの役目。
屋内使用のため排気筒延長する為に必要で、本来屋外なら必要ない。
湯沸かし器自身は、自然燃焼方式(自らの燃焼空気は、ガスの燃焼熱の上昇対流で自然に取得する)
2)右の給湯器(湯沸かし器)は、ファンモーターの役目は、ガスを正常に燃焼させるための一時空気の導入。湯沸かし器は、強制燃焼方式(ガスに必要な理論上の空気量を強制的に導入して燃焼させる方式)
■ゆえに、左の湯沸かし器は、燃焼には必ずしも電気を必要としない為電気的な安全装置は安易に改造できる。ゆわゆる、旧家庭用小型湯沸かし器の延長線上の機器
右の給湯器は、ファンモーター作動が必須の。最初にファンモーターが作動、次にガス回路作動、次に電気的着火の順で作動する。ゆわゆる、電子的に制御された精密機器。だから、現行の給湯器は、安全装置の改造はほぼ無理に近い。
■ゆえに最後の心配は、電子部品の信頼性。こんなことを考えれば、現代の機器全て心配となる。
それ以上はメーカーを信頼するしかない。
■その他については、10月09日のブログで再度ご確認ください。
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