No.94 昨今の経済状態が、インターネット関連業者に凶か吉か

昨今の、経済状況は暗い話ばかり。
◆多忙にてブログの書き込み忘れている間に日増しに状況が悪くなるばかり。住宅関連産業も年内工事は何とかやりくりしているようですが、1月度は壊滅的状況になるのではと聞きます。
この要因は、今の不況ばかりでなく、国の次年度予算「住宅減税」待ちの買い控えのダブルパンチだと聞きます。
ところでこの状況が、インターネット関連販売の事業者にとって「凶」か「吉」か。
ネットショッピング関連は、楽天、ヤフ-などはかなり好調とのこと。
なら!自社運営の、給湯器買い替え事業サイトはいかがなものか。状況的には「まずまず」でしょうか。
今の消費者は、無駄なお金は出したくないが、ただ給湯器が壊れては、買い替えるしかない。
今までなら、ガス会社へ依頼すればそれで「良し」となったが。今の状況下では、少しでも安く買いたいとの心理が強い。
そこで「昔、NTTタウンページ。今インターネット検索」
我々のところにくる給湯器買い替え見積もり依頼は、通常2~3社程度は競合していることが通常。
◆そこで、消費者の給湯器買い替えの選択基準は。
1) まず、インターネット検索「ガス給湯器 買い替え」などと「クリック!」
2) 2~3社物色して、さて電話や、お問い合わせページからメールお見積もり依頼。
3) このときの最大の基準が「信頼性」
① ホームページの信頼性
② 電話などの応対の信頼性
③ 価格の信頼性
 などとくる。
特に電話の応対は注意。相手の質問に「ちょっとお待ちください」「ちょっとお待ちください」の連発応対はまずアウト。即答できるくらいの知識が無くては、相手の信頼性は揺らぐ。
●最近お売りしたお客様からの話「お宅の会社は、他社より少し高かったが、一番信頼できそうだったから決めた」「ホームページが分かりやすく、良く出来ている」などの評価は本当にうれしい。
4)安いばかりじゃ売れない。
  確かに巷では、73%値引き、78%値引きを謳い文句に、客をひきつける販売サイトもある。
  <いったいメーカーから、いくらで仕入れてるの。>と聞きたい。
● ただ、地元のガス屋さんで買うより当然わが社も、少しは安いようです。
良くお客様から「安いですね、中古品か何かですか?」との質問を受けることがある。
当然中古品ではない。「正真正銘のメーカー直送品」
つい最近もこの質問。こちらも“当社が一番安いわけじゃありません、他社さんを探してみてください”と回答。次の日電話がかかってきて、「お宅より安い会社があった。とのこと。でもお宅の会社にするわ」・・・この時の決め手は何だろう。
5)インターネットショッピングの世界は、女性が主導。 
 メールオーダーなどでは、男性の名前になっているが、電話応対などの多くは奥様が対応いただける場合が多い。「奥様に対する、ホームページの信頼性」「応対はソフトに」も大切なようです。
6)環境思考のガス給湯器選択が増えている。
  今年初めまでは、当社の売れる月台数の10%程度が「エコジョーズ」型給湯器であったものが、昨今では、30%程度に比率が上がって来た。うれしいことに、ある給湯器メーカーさんから[エコジョーズ」販売の功績に感謝状まで戴きました。”ありがたや、ありがたや”
2013年位には、大手都市ガス会社は全面的に、ガス給湯器の販売を「エコジョーズ」型に変更との話も聞きます。来年はもっとこの比率は上がってくるだろう。
さて、いろいろ書いてきたが、もうそろそろ、このブログを読んでいただける方も飽いたころでしょう。
今年はいい年でしたか?わたしにとってはいい年でした。商売は順調。最初は自分の趣味的余暇で始めた会社。今ではそれなりの事業内容。
◆商売の基本。
    商売の基本は、「買っていただけるお客様は、当然“神様“です。」
それと同等的に大切なのが、当社へ売っていただける、「メーカー様、卸会社様、又当社の工事を支援いただける会社様あっての商売継続」が出来ること。どちらが上でも下でもない。
「お蔭様」精神。
この小さな会社に、月間かなりの額の商品を供給してくれる会社もあり。
この卸会社の営業担当者に聞きます。「当社に対する、与信枠はいくらなの」
卸やさん営業担当者曰く「そんなものありません。」
本当はあるのだろ。あって当然だが、ありがたい心意気。
物の供給なくして商売は成り立たない。
商売は、過去のこだわりでなく「未来へのパートナーシップの検索」だとおもいます。
時代とともに変化する状況が「検索」出来なくて経営は出来ないでしょう。
どこかの会社「当社の辞めたOBには商品は売らない!」などのケツの穴の小さいことは言わず物事は大きく、自社のおかれた位置と将来を考えましょう。
商売は、人との信頼性、ネットワークが重要。