No.147 春到来!お花見の季節?
- 2011.04.10
今年の春は確かに素直に喜べない。
まだまだ多くの方が震災の影響で苦しんでいる。
さりとて、自粛ムードばかりでは、各業界は成り立たなくなと、政府も過度の自粛ムードは改めようと言っているものの、毎日の震災影響のメディア報道を見れば、気分は暗くなりがち。
■それでも今年も春満開の、桜・花見とまではいかないが、毎年出かける自宅に近い桜の名所、「京都、北野天満宮横円山公園の枝垂れ桜」見物にでかけてみた。
※此処のしだれ桜は、
日本でもっとも有名な枝垂れ桜と言えばこの桜。均整のとれた美し姿なのです。幹や枝が舞子さんのように白く塗られて。見物にきたツアー客が「さすがに京都やね。桜もお化粧してるよ」と唸っとの話お聞いたが。これは樹勢が環境の悪化で弱ってきたので、石灰を塗って鳥や虫などからの害から守っているそうです。
■京都は、例年と比べて自粛ムードで観光客も少なくなったとのことだが、それでもまだまだ、かなりの人出だった。
いつもなら、枝垂れ桜がきれいに見えるスポットライトをあびた夜景に生える「夜桜見物」するのだが今年は、昼間の見物。
やはり、いつもながらに見事な咲き具合。樹齢70年近いと言われた古木桜。桜の樹齢としては長生き。
自然の営みは時に人間に過酷でもあるが、又営みはたくましい面もある。
☆東北の、津波被災にあった桜が生命力たくましく咲いたとの報道を見たが、本当に自然の営みははたくましい。
我々人間も負けずに、「たくましく」また見事な花を咲かせ、来年には少しでも、多くの人たちが楽しい桜を見られることを願うものです。
「ものの歩みには、必ず山あり谷あり、谷があれば必ず山が来る。日はまた昇る。」