No.14 意外に多い、シャワー使用時の温度変化によるクレーム出動。

最近は、若い人に限らず、お風呂を、シャワーのみの利用で済ます人たちが多い。
このとき多いクレームが、「シャワー湯温の変化で使い勝手が不便」とのクレームが相変わらず多い。
特に最近は、シャワー水栓の進歩でサーモスタットで湯温をコントロールするタイプについてもクレームをよく受け付けます。昨日も夕方出動。基本的には使い方と、機器などの特性を理解してないことに原因がある場合が多いようです。もう一度再確認しましょう。
◆湯温変化に対する対処法の再確認
シャワーなどの湯温変化の発生原因(機械的不良は論外)
1)水とお湯の水圧バランス変化
2)給湯器リモコンとサーモスタット水栓の特性の不認知
以上の2つが主な原因のようです。
原因とその対処法は次に記しますので参考にしていただければと思います。
但し、問題のない方は、後記は見なくていいですね?


◆1)水とお湯の水圧変化によって発生する。
このクレームは昔からよく耳にするクレームです。
<原因は>
①お湯と水の蛇口を別々に操作するシャワー付き混合水栓タイプで起こりやすい。
特にシャワーは、敏感な人の肌に直接広範囲に触る為、温度変化が感じやすい。
●せっかく、水とお湯を混合させて適温にしても、他の水栓(台所や洗面所だけでなく水栓トイレ使用等)でお湯や水を利用すると、当然使用箇所が増えると、配管内の圧力分散による水量変化でお湯と水のバランスが崩れる為に他に影響する。
アパートや単身マンションなどの集合住宅では、隣などの住人が水の蛇口を使用したことによっても影響を受ける場合があり。
<この解消法は>  
 ・シャワー利用時は極力他での水栓使用を控える?。
  ・・・トイレまでは無理? ましてや隣にまで・・無理。 
・給湯器のリモコンで適温度設定にして、お湯だけの蛇口を利用してシャワーを使う。・・この対処方が最善。
      (最近の給湯器は、単独では、水圧変化に即応した温度コントロール機能を持っている。)     
・サーモスタット付きシャワー混合水栓に取替えがベター。
             
◆2)給湯器リモコンとサーモスタット水栓の特性の不認知
   (サーモスタット付きシャワー混合水栓で起こる。)
●当然、シャワー水栓はサーモコントロールが付いているので、湯温変化がないことが最大の売り文句。湯温変化があれば、サーモ水栓不良ではとなりますが、ほとんどの場合、水栓は正常です。使用方法に問題があります。
給湯器とサーモカランの特性を理解してください。
最近の給湯器やサーモカランの温度コントロール機能は向上していますが、正確に制御する場合は、温度差を必要とします。
<この理由は>
 例えばシャワー快適温度が41℃とした場合、 給湯器リモコンで湯温を41℃に設定。またシャワーカランで41℃に設定したとすると、シャワーカラン側で正確な温度コントロールしようとする為、お互いの湯温が同じ為に、水栓自身が迷って誤作動を起こす場合があります。
<この解消法> 
 ※必ず、給湯器の供給湯温を、シャワーカラン温度より5℃以上高めに設定(リモコン給湯温度) すること。(最近のシャワー混合水栓説明書には明示されている)
・・・・以上。
よく理解して御使用の方には、蛇足的記事で申し訳ないです。
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