No.821 悩ましい!ガス給湯暖房複合機<エコウィル>の取り換え

一時、ガス供給関連会社が販売に力を入れた、ガス給湯暖房複合機<エコウィル>が交換(取り換え)時期に入ってきた。ただ、お客様にとって、この機器の買い替えが悩ましいようです。この機器は、15年くらい前から5年くらい前までが販売のピーク。かなり割高な機器だが、(給湯暖房機+発電)を売り文句にガス会社と建売分譲業者が協力して販売してきた。販売地域は一団の分譲団地で形成されており、地域的に限定しているもののまとまった地域に設置されていることが多く。最近一斉に取り換え時期に入ってきた。機器の仕様としては、給湯+暖房+少量の発電ができる複合機。この仕様機能の内買い替え時にお客様がこだわるのは、給湯と暖房機能。この2つの機能を残すとしたら。選択種は。

■取り換えの選択種は。(基本三通りぐらい)

①エネファーム(給湯+暖房+発電)燃料電池系機器

②ガス複合機(リンナイなどのエコワンに代表される機器)発電はできないが省エネ効果は大きい<ヒートポンプ機能+エコジョーズガス給湯器の複合>。

③通常のエコジョーズ型ガス給湯暖房機<ノーリツ:GTH-C2450AWやリンナイRUFH-E2405AWシリーズ他>

■総取り換え費用で見ると、<注意:工事総額は、一般的な交換費用:金額は保証されたものではない:正式にはお見積りしてもらってください。>この中で一番割高が、エネファーム(概算取り換え費総額170万から200万程度:政府の補助金利用しても)。二番目が、ガス暖房複合機(例:リンナイエコワン:80から90万程度)、三番目で一番割安が、エコジョーズ型ガス給湯暖房機30万から35万前後となります。一般家庭で、170万以上の予算を出せる家庭は正直少ない。本来一番最適は、ガス複合機(例:リンナイ:エコワン)タイプ。だがそれでも、80万の経費は一時の出費としては辛いのもがあるだろう。無難に買い替えるなら、エコジョーズ型ガス給湯暖房機が無難な選択。ただ、それでもガス会社なら40万前後、一般我々のようなインターネット販売会社で、30万前後の金額は、即買い替え費用を右から左に出せる家庭は少ないのでは。分譲住宅を買って15年程度では、住宅ローンもまだ残っている家庭が大半。年間省エネ金額は ①が、4万から5万程度(ガス+電気の省エネ金額)②2万程度と考えたて、機器耐久が、15年と考えても。トータル的なメリットは疑問符の場合もあります。機器の買い替え時には、複合的に組み合わせること(ソーラー発電設備などとの組み合わせで将来的省エネの考え方で考えるなら別)。買う側は、一時の数字のマジックに惑わされることなく、将来への長期投資的な観点も考慮して考えることが必要と思います。

<参考>買い替え事例写真はこちら

http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!