No.8 寂しい、日経の記事・・・松下「家庭用ガス機器 撤退」
- 2006.10.11
今日朝の日経新聞に、松下「家庭用ガス機器 撤退」の文字見て。寂しいですね。
永年ガス機器を作ってきた、「家電の優」の松下がガス機器から撤退することは。
ここ15年位前から、ガス機器業界は「オール電化」の波の中、なだらかなる、対前年5%程度の前年割れが永く続いている状況下に、追い討ちをかけた「パロマ」の事故問題。
松下は、このような現状から「オール電化」に全面移行を決断したのだろうか。
◆これで、ガス機器製造メーカーの主力は、二強二弱、の世界?◆
続きの裏ネタは・・・。
◆ガス機器メーカーは、この夏場から相次いで製品値上げ方向に動いている。
<機器開発メーカーが少なくなることは、寡占化の進行に伴う、製品値上げ>がやりやすくなる?
今がガス機器、特に採算割れが永く続く”ガス給湯器”は底値かな?今が買い時??
住宅設備機器業界全体に言えたことだが、デフレ状況下での値下げ圧力で、特にガス給湯器分野は採算割れ状態が永く続いてきた。メーカーの消耗戦になってきていた。
30年前は大小合わせて300社近くあったガス機器メーカーも今では独立系メーカー”わずか4~5社”位?寂しいですね。
◆これはガス供給会社(大手都市ガス、大手LPG)の無策が原因ですね。<・・・これ書けるのも、OBになったからかな。> 自分たちさえよければ良い、エゴを押し通した独自の認定制度、無償ガス配管、無償給湯器、されどガス単価は高い。・・・・??
給湯器の分野で言えば、新型電気温水器「エコキュート」との燃費差は2倍~3倍近い状況。
◆一体どうするのでしょうか、技術進歩は、電気業界に益々取り残されていく現状。
機器メーカー数が少なくなれば、開発意欲は低下するのでは?。
自分たちの首を自分たちで絞める構図。悲しいですね。
◆電力業界は、自分たちで資金を出しあって作った、研究開発機関「電力中央研究所」で開発した技術を平等に公開、業界全体の発展に寄与させていると聞きます。ちなみにこの「電力中央研究所」に対する毎年の電力業界の拠出金は、「売り上げの0.3%程度」<今は変わっているかも?>と聞いています。でも電力9社の年間売上額15兆円位だから、”なんと、400億円強”びっくり!。
原子力開発に多額の研究費がかかるといっても、これでは勝てないね、今の「バラバラ政策のガス業界”では。寂しい!寂しい!寂しい!
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