No.67 器用貧乏挑戦・・・高度な資格「コンクリート構造診断士」の試験に苦戦
- 2007.09.07
本日は、第2弾目の器用貧乏挑戦の内容をもう一つ。
今年から制度化した「コンクリート構造診断士」の試験を受けてきました。
発足初年度の特例措置として、今年に限っては「博士号・一級建築士・技術士」取得10年以上の人が受けることができる資格です。来年からは、通常での受験要綱。
■9月6日台風9号真っ只中に、東京で実施された「コンクリート構造診断士」試験です。その業種の専門性により試験問題の論文回答に悪戦苦闘して終了、挙句に東京からの帰りは、東京駅で新幹線に5時に乗ったものの、そのまま台風の影響で6時間缶詰状態、大阪の家に帰り着いたのが、夜明けの3時でした。疲れました。 横浜に居る娘と娘婿には泊まりに来いと何度も優しく催促されたものの、次の日の仕事の関係でじっと我慢の状況でした。
◆さて、この「コンクリート構造診断士」資格取得の試験は、専門性が非常に高い資格試験でした。
先のアメリカミネソタ州での大規模「橋」落下事故に見られるような、老朽化した橋や、欠陥を抱えた橋などの劣化をいち早く見つけ出す為の定期検査や構造診断ができる専門化の養成資格です。ゆわゆる「橋の専門」の育成。
実は、アメリカの事故を受けて急遽発足したのではなく、時代背景が必要としてきたことからの発足制度です。ただ、タイミングとしてはグットタイミングと言うべきですね。(社)プレストレストコンクリート技術協会主催の民間資格制度ではあってもこれから重要な役割を担う内容です。
◆アメリカでの事故を受けて、新聞などで報道された内容に寄れば、日本の橋構造物の実情は、全国に管理を必要とする橋の構造物は、14万件強あるとの事。そして国が管理する橋は、1万件余で、このほとんど100%は適正に定期検査5年以内で実施しているが、地方公共団体の管理する13万件強は、実に75%以上は重要である検査は不定期で、その内容は寒いものがあるとの事でした。
われわれ一般人は、どの橋が適正な定期検査が実施されており安全であるか、又検査無しで不完全かを知らずに渡っていることになる。時代背景も大きく変化した車社会の現状、今後10年から15年で一応の橋の耐久的目安とされた50年が過ぎた橋構造物が多くなる現状からして、一時も早い検査管理体制が必要です。
確かに、橋は適正に検査して、適正な管理の下補修改善すれば安全であることは確かであるが、それを診断できる専門家が少ないこともやはり問題です。
又、専門家も大都市に集中していて、地方は不足している、日本の現状の構図そのままです。
一時も早い全国的整備が必要です。そのためには(社)プレストレストコンクリート技術協会等のような専門家集団の益々の役割が重要となって来るでしょう。
◆ところで、試験結果が出るのは、今年の12月ですが、私にはその専門性が余にも高く到底合格確立は、「ゼロ」に近い状況でした。試験課題5問。その中から自分の得意とする内容について論文形式で2問回答する「1問に付き800字原稿用紙2枚分回答」。・・・完敗・・「安易な勉強悔いの元」とはいうものの、頭に知識が入っていかない脳味噌状態。でもこれも”意欲と努力の欠如!”です。
来年再度挑戦しましょう。
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