No.84 商売も人の情「良く顔を見せる営業マン」から買いたい。
- 2008.04.16
少し高いけど、「あなたが良く 顔見を見せるので」買いましょう。となるのは人情。
私も、メーカー営業マン生活40年近くの実績があります。
営業の基本は、「お得意様訪問」足で稼ぐ営業。頭で分かっていてもついつい「楽な道を選択」してしまうのも人情。
しかし自分が、メーカー営業の売る位置から今は、買う立場になって初めて、「顔見世回数の多い、メーカー・担当」から買う。これが実際の人情。多少の価格差は。我慢できる、となります。
”すいません。今月の数字が少し足らないいんです。何とか買ってもらえませんか”月末の30日朝電話有り。”こんな月末に買うものなど無いよ!”と言って見たものの。「昔の自分を見ているような心境”
待てよ在庫は。・・・・”ま!少し位は、買ってやるか!。
確かに会社の規模によって、営業マンの資質に差が出るのも確か、社員教育の差なのか。ただ、意欲の強さは、その人個人の資質だろう。
”会社の上司の資質、姿は、部下の営業担当者にも写し出る”・・・・自分が営業部門トップの時代、自分の姿は営業社員にどのように写したのだろうか。
ただ、昔自分の関係した会社の営業マンの出入りする姿は見ることが無い。・・・・・?
来るメーカーは、他社ばかり。倉庫には、他社製品ばかり目に付く昨今。・・・なんとなく複雑な心境。・・・・でもこちらも商売優先。情だけでは経営は成り立たない。
営業マンにとって、月間ノルマの1/10以上を買ってくれるお得意様の大切さをいやというほど味わった自分の営業時代。 基本を大切にしている営業マンを大切にしたいものです。