台風9号は、関東直撃でその後東日本を縦断して 去って行きました。
各地で被害がでているようです。お見舞い申し上げます。
さて、このような台風シーズンになると、とたんに故障の問い合わせが多くなります。
今日も、通常の3倍程度です。
◆故障の問い合わせの一番
1)給湯器の火が付かない、エラー番号「111」などがリモコンに出る。
この最大の原因は、その多くが梅雨時期の集中豪雨と同様、給湯器内部に雨水が入る、又多湿状態になることによる、電気的トラブルです。
※雨対策は、梅雨時期の対策についてこのブログにも書きましたので、そちらを参考にしていただきたいと思います。
ただ、台風による雨被害は、通常の雨と違い、風交じりの横殴りの雨が原因となり、今まで以上に機器内部に影響しやすい状況となります
◆この対策としては、一般的な雨の場合には給湯器上部に庇などの対策が有効ですが、台風は強い風を伴い横から前から進入する為なかなか対策が難しい。
だからと言って、給湯器全体をカバーすると、不完全燃焼事故や場合によっては、設置条件違反(給排気設備が必要)になる。
この場合の修理対処法は、
①消極的であっても、やはり機器内部が乾くまで、二日程度待つことも有効です。
<修理も簡単なことでも動いてもらったら、金が掛かる> それで駄目なら、メーカーへ依頼。
②急にリモコン電源が入らない場合は、機器内部の保護用漏電ブレーカーの作動も考えられる為一度、機器側の電源コンセントの抜き差しをやってみることも必要です。
注意・・<機器内部は、お客様自身では絶対に触らないで下さい>
◆機器部分が低い位置についていることにより発生する、機器の浸水
1)給湯器が浸水すると、下部が一部浸水する程度なら、電気的短時間のトラブルで解決できるが、
ある程度以上浸水すると、機器の心臓部である、電子コントロール基盤や各電磁弁の浸水又は、最悪機器内部への泥水侵入で大きな致命傷になる場合もある。
①この場合は、高額部品の交換か、最悪は機器全体の交換が必要な場合も起こります。
※昔、九州地域に在籍していたとき、鹿児島地方が台風の集中豪雨被害で大規模浸水が発生したとき、給湯器の本体交換を応援に行ったことがあります。やっと水が引いて収まって、給湯器が使えない為本体を交換して返った次の日に、それ以上の浸水被害に巻き込まれて、再度機器の交換を必要とした気の毒なお客様を思いだします。※
②上記のような事故の場合、火災保険等の災害特約の内容などにより補償される場合もあります。一度内容の確認が必要です。
③次に給湯器を取り替える場合、据置型なら、「壁掛け型に変更」することも必要。
浸水は、大規模な、床上浸水はまれであり、床下浸水かそれ以下がほとんど。
でも給湯器は、据置型なら影響を受けるケースがあります。出来るだけ「壁掛け型」などにして高さの確保も対策の一つです。<最近のふろ給湯器は全て強制追い焚き方式、高さや、追い焚き長さの変更は自由(制限はある)>
◆台風シーズンもこれからが本番、災害対策は十分にしましょう。

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本日は、第2弾目の器用貧乏挑戦の内容をもう一つ。
今年から制度化した「コンクリート構造診断士」の試験を受けてきました。
発足初年度の特例措置として、今年に限っては「博士号・一級建築士・技術士」取得10年以上の人が受けることができる資格です。来年からは、通常での受験要綱。
■9月6日台風9号真っ只中に、東京で実施された「コンクリート構造診断士」試験です。その業種の専門性により試験問題の論文回答に悪戦苦闘して終了、挙句に東京からの帰りは、東京駅で新幹線に5時に乗ったものの、そのまま台風の影響で6時間缶詰状態、大阪の家に帰り着いたのが、夜明けの3時でした。疲れました。 横浜に居る娘と娘婿には泊まりに来いと何度も優しく催促されたものの、次の日の仕事の関係でじっと我慢の状況でした。
◆さて、この「コンクリート構造診断士」資格取得の試験は、専門性が非常に高い資格試験でした。
先のアメリカミネソタ州での大規模「橋」落下事故に見られるような、老朽化した橋や、欠陥を抱えた橋などの劣化をいち早く見つけ出す為の定期検査や構造診断ができる専門化の養成資格です。ゆわゆる「橋の専門」の育成。
実は、アメリカの事故を受けて急遽発足したのではなく、時代背景が必要としてきたことからの発足制度です。ただ、タイミングとしてはグットタイミングと言うべきですね。(社)プレストレストコンクリート技術協会主催の民間資格制度ではあってもこれから重要な役割を担う内容です。
◆アメリカでの事故を受けて、新聞などで報道された内容に寄れば、日本の橋構造物の実情は、全国に管理を必要とする橋の構造物は、14万件強あるとの事。そして国が管理する橋は、1万件余で、このほとんど100%は適正に定期検査5年以内で実施しているが、地方公共団体の管理する13万件強は、実に75%以上は重要である検査は不定期で、その内容は寒いものがあるとの事でした。
われわれ一般人は、どの橋が適正な定期検査が実施されており安全であるか、又検査無しで不完全かを知らずに渡っていることになる。時代背景も大きく変化した車社会の現状、今後10年から15年で一応の橋の耐久的目安とされた50年が過ぎた橋構造物が多くなる現状からして、一時も早い検査管理体制が必要です。
確かに、橋は適正に検査して、適正な管理の下補修改善すれば安全であることは確かであるが、それを診断できる専門家が少ないこともやはり問題です。
又、専門家も大都市に集中していて、地方は不足している、日本の現状の構図そのままです。
一時も早い全国的整備が必要です。そのためには(社)プレストレストコンクリート技術協会等のような専門家集団の益々の役割が重要となって来るでしょう。
◆ところで、試験結果が出るのは、今年の12月ですが、私にはその専門性が余にも高く到底合格確立は、「ゼロ」に近い状況でした。試験課題5問。その中から自分の得意とする内容について論文形式で2問回答する「1問に付き800字原稿用紙2枚分回答」。・・・完敗・・「安易な勉強悔いの元」とはいうものの、頭に知識が入っていかない脳味噌状態。でもこれも”意欲と努力の欠如!”です。
来年再度挑戦しましょう。
◆団塊の世代の皆さんも、趣味で勉強しませんか?・・・金にならないことも、ボランテア精神で。
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何かしら、やっていないと落ち着かない、団塊の世代人間。
10以上の資格免許は持っているが、まだまだ役に立ちそうな公的資格は取りに行きたい。
公的資格免許も、ある一定の資格を持っていれば講習でくれるもの、又は正式な試験を受けて合格してくれるものさまざまです。
いろいろな、会やインターネットなどで探していろいろ挑戦しています。中には商売に直接関係の無いものも多い。
そこで、この9月4日5日は、一級建築士の資格要件で講習で認可してくれる、「高齢者・障害者向け住宅改造相談員」資格の講習会を受講してきました。
■「高齢者・障害者向け住宅改造相談員」資格は、大阪府の委託を受けて、高齢者や障害者向けの住宅改造相談に乗る専門化育成制度です。”質の悪い高齢者や障害者向け住宅改造リフォーム会社の排除”も目的にしているようです。
二日間の講習会は、正直団塊の世代の人間としては「自分の行く末に切実に考えさせられる内容でした」。各講師から、高齢者や障害者の病気の内容、動きの実演まで交えての住宅改造のノウハウ講義は非常に有意義でした。
正直、自分も身近には感じているものの、その内容をわれわれは本当に知らないことばかり。
高齢者が、わずか1cmの段差でもツマヅク事に対する認識。正直まだまだ健常と”思ってる”自分には分からないことばかりでした。
又、現在の日本住宅事情や行政機関の制度が、いかに高齢者、障害者にとって暮らし悪いかが再認識させられた講習会でした。
特にお話の内容で、20年来これをテーマに研究されている、関西大学講師の「馬場昌子先生」の講義内容は、2時間程度でしたが有意義でもっと奥を聞きたい内容でした。
無事2日間の講習も受けて、受講修了証書をもらってきました。基本的には、受講者は大阪府の公開名簿に載り住宅相談の要請があれば相談に乗ることが義務化されます。
この分野の住宅改造は、重要であるがまだまだ、時間と金が掛かる内容が多いとの事。出来るだけボランティア精神でやりたいと考えています。そのためにはもっと知識の集積が必要ですね。

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最近、電気ヒーポン給湯器「エコキュート」の燃料費について、見かける広告文句に「1日 約10円/人」とある。(但し、3人家族計算)
3人家族なら、月 1000円程度。このインパクトは、大きい。熱源器がガス給湯器なら、都市ガスでも 「1日 約45円/人」程度は必要。月に換算すると、4000円程度は必要だろう。この差は大きい。
■だったら、イニシャルコストとの合計比較ではどうなのだろうか?
●「エコキュート」の場合 <仮定>・・3人家族
①エコキュート(追い焚き機能付き)+工事費込み
購入価格 約60万円と想定して。
②耐久年数12年に設定
◆機器イニシャル
※60万円÷(12年×365日)=約137円/日÷3人=約46円
★∴ 「エコキュート」のコスト・・・・1日 56円/人
●ガスふろ給湯器 <仮定>・・3人家族
①ガスふろ給湯器(追い焚き機能付き)+工事費込み
購入価格 約20万円(インターネットサイト金額)
②耐久年数10年に設定(電気温水器より若干短い)
◆機器イニシャル
※20万円÷(10年×365日)=約55円/日÷3人=約19円
★∴ 「ガスふろ給湯器」のコスト・・・・1日 64円/人
■結論的には、「エコキュート」の勝かな?でも現在の設置場所の問題も?
※設置場所の大きさの違いはあるものの、一般戸建て住宅に新規で取り付けるなら「エコキュート」かな?
★・・・・・「早く、来い来い 家庭用燃料電池時代・・・(ガス業界の思い)」
「家庭用燃料電池」・・・ガスから、電気と熱を取り出す最新の技術・・テスト販売は開始している。
<でも、まだまだ、一般家庭に普及するまでには時間が必要かも>

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ここで私の知り合いの、ガス機器メーカーの営業社員が二人辞めていく。
まして二人とも15年選手。永年会社への貢献を期待して育てたベテラン社員が辞めていくのを見るのは悲しいこと。企業にとって、社員は大きな財産。特に第一線の営業社員は貴重な稼ぎ頭。
とかく貴重な第一線の社員を粗末に扱う企業は生き残れないのが世の常。
だだしかし、ここでもう一つの側面的課題は、ガス機器業界が、今斜陽産業になりつつあるとの現状。オール電化の攻勢に押されて、有力企業がガス機器生産から撤退していく現状もあるのだろう。
若い社員の将来性に対する不安感をどのように経営者は理解して、社員にどのように伝えることが出来るのか、その最善策を理解していないのではないだろうか。
経営者が「辞めていく社員は辞めれば良い」と強気でいってみても、社員側からすれば会社の将来を見限った行動とするなら、予備軍はまだまだ存在する。
経営者と社員との将来に対する目標の共有できない企業はいずれ市場から淘汰される厳しい現実を理解すべきであろう。
昨今の「食品偽装問題」を見ても、自分達の目先だけの経営的利益のみを追求する、自分達だけの理論。まして創業一族が「利己主義的」経営に陥っても、人事権を持った経営者に対して従業員は無力に近い。ここで一番男気を・・・・と思っても。辞表片手。まさに「生活権を人質にされている」ようなもの。
会社が大きくなくても、永々と存続できる企業も多い。同族会社であっても同じ。その会社に確りした経営理念が受け継がれるなら企業は市場に受け入れられるし、時代を読みながら永続的に生き残ることは可能だろう。
「権力の過信の中に、愚力の錯誤がある」・・・戒めたいもの。
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