「エコジョーズ」の第二期補助金申請のスピードが予想より早く今週中(7/11)には枠が無くなるのではと予想している。だいぶ、「エコジョーズ」認知され浸透してきた。
ただ、お客様からご相談されることの多いのが”集合住宅のPS(パイプシャフト)設置の給湯器買い替え時”の「エコジョーズ」取付け希望。ただ、残念なことに現段階では、PS内に排水設備が無いため「エコジョーズ特有の弱点、燃焼時にドレン水が出る」このドレン処理がPS内のため、買い替えは無理。非常にお客様が残念がられるし、省エネ普及の観点からも”ザンネン”です。
■ただ、ここへきて、ガス給湯器メーカーの”パーパス”が新たなる技術的挑戦”開始。PS設置のふろ給湯器(強制追い焚方式)の買い替えについての”新技術”開発。
このメーカーは、今話題の給湯「エコジョーズ」の開発メーカーでもある。技術の”パーパス”と定評のあるメーカー。
■現行の、2本の追い焚き配管をそのまま利用して、途中に、新開発部品による”ドレン処理三方弁”を挿入して、ユニットバス内に排水処理する方法を考えて、6月から発売を開始。
■まだ、このメーカー単独の発売ではあるが。”技術力とチャレンジ精神”は、評価すべきであろう。
大手都市ガス会社などは、多少保守的であるため、当初からの採用は見送っているようだが、2012年位までには、PS設置の「エコジョーズ」給湯器開発が、大命題のはず。
”パーパス”の販売による実績と、お客様からの評価を見極めてから発売するのだろうか。
■なぜ、大手都市ガス会社が、発売に躊躇するのか?
この理由は、
1)「エコジョーズの燃焼時に出る、ドレン水はPH2程度の強酸性のドレン水。そのため現行製品は全て”中和処理”して排水。理論的には問題ない程度まで中性化しているものの、消費者保護の観点から”安全優先”なのだろう。
2)今回の技術は、メーカーの説明では、ドレン水は、ユニットバスの排水側に流し、”排水処理段階では、一定の処理水できれいに流し処理する”そのため浴槽などへの、返水処理ではなく、理論的には問題ない。
3)ただ、やはりあくまでも”現行追い焚き配管を利用することには代わりがない技術”との技術的安全性の問題あり、と考える保守的考え方の問題もあるようだ
■ただ、お客様ニーズからすると、早急な、「エコジョーズ」PS設置の給湯器の開発が必要との考え方があるなら、”可”か”不”かの判断は積極的にほしい。
やはり大手都市ガス会社の動向が、市場の販売動向に大きく影響する。 我々販売業者も、この技術的結論を早く欲しい。<業界上げての認知”PR”対策が必要>
■このような進歩的技術を開発したガス機器メーカー”パーパス”は、業界は評価すべきであろう。
このメーカーの過去に開発したガス給湯器技術が、今の給湯器の基礎的技術になっているものも多く、大いに評価すべきであろう。だた残念なことは、”開発技術は優れていても、販売政策に難点か?”普及期に移行するに連れて、他大手給湯器メーカーにシェアー争いには負けていく。市場は、もっと”チャレンジ”する開発メーカーの優先度を確保すべきだろう。
■大手ガス給湯器メーカーも、”もっとチャレンジ精神を”
現在大手ハウスメーカーの”住宅新築時のガス給湯器採用比率は”10%あるのだろうか?”オール電化の流れの中で、負け組みの”観”有り。そのため、もっと積極的な、技術開発が必要では。”リスクを負ってでも”
と、今の市場を見ての感想でした。
■「エコジョーズ」をご検討の方は、お早目の補助金申請を。 無くなれば、今年9月の第3期まで待たなければならなく成ります。
明日(7月1日)から、ガス給湯器「エコジョーズ」補助金の第二期目の受付が開始されます。
この、第二期目の補助金枠の消化は意外に早いのではと予想しています。正直二週間持つのかな?台数的には1万5000台程度あるのだが?
電気の「エコキュート」のように3日で無くなる事は無いだろうが、かなり速いペースで推移することが予想されます。ガス給湯器買い替えで「エコジョーズ」補助金を希望する方は、申請するなら早い方がいいのでは。
なぜなら、メーカーなどから聞く話によれば販売店などが、かなりの予約を持っているようだ。
取付け工事の「フライング」許されない。昨年の「フライング事故」による法厳守通達が良く効いているだろうから当然一斉のスタート。
自分のところも、かなりのお待ちいただいているお客様が居られるため7月1日の代行申請スタート時は大変だ。
我々も「フライング防止」の観点から、「給湯器仮付け」対応するなどお客様の繋ぎ止め対策も実施しています。対応が大変。
ただ、今の経済状態からいえばありがたいことです。有効に活用させて戴きます。
くれぐれも”ガス給湯器買い替え時の「エコジョーズ」補助金申請はお早めに!
「安すぎない?!中古品ですか?」
ガス給湯器販売時の御見積段階で地域によっては、こんな会話を戴くお客様がおられます。
確かに地域によって、安いと感じられるお客様、高いと感じられるお客様が居られます。
■ガス給湯器の、一般販売業者の概略的な販売価格の地域差はどうだろうか?
1)東海(愛知、静岡)地域が、多少高目、関東が中間位置で、近畿が極端に安い傾向があるようです。
※)例えば、ふろ給湯器24号(強制追い焚き)で考えれば
近畿の販売価格を”1”として関東が”1.3”東海が”1.4”程度の換算か。
特に近畿地域では、極端に安値販売する業者の影響で全体価格がやはり安い。
※この価格で利益出るの?・・・工事代のみの粗利で販売しているのだろうかと疑問符?
※近畿市場では、まともに利益でる商売は出来にくいかな。
■大手都市ガス会社の販売政策に影響された販売価格
其の地域の大手都市ガス会社の販売姿勢にも影響されるようですね。
大手都市ガス会社は、比較的暖房機能のある給湯器を主体的に販売しているため当然金額は高め。
又、販売の基本が「エコジョーズ」のためほぼ統一的な金額表示が多い。
ただ、新築時と買い替え時での販売価格差が大きすぎるのではと思える。
■大手都市ガス会社の販売姿勢に疑問?
其の地域での独占的な市場占有率をもち、価格決定のキーパーソンであるのだが
「オール電化」対策的にガス給湯暖房機を我武者羅に販売することによるデメリットも多いようだ。
1)買い替え時の提案販売価格が高すぎる。
2)ほぼ戸建てなどの買い替え提案は、暖房設備もないのに版で押したように、「エコジョーズ給湯暖房機○○万円」とくる。
現在のような経済状態では、ガス給湯器のメリットは
1)比較的安価な買い替えが可能
2)狭い場所に設置できる
このメリットを生かした買い替え提案でないと、「オール電化」金額に近い提案では、”オール電化とさほど金額的に変わらないな”と思われてしまえば将来的には、オール電化に移行してしまう。
※事実、「オール電化」移行家庭が買い替え段階でも増えている。
確かに、エコジョーズはガス節約型で経費的にもメリットのある提案ではあるが、もっと市場に普及させるために、まだまだ多い一般型エコジョーズのふろ給湯器の販売価格を下げる努力が、メーカーともども必要ではないだろうか。
■ガス業界は自分達の枠だけに囚われない販売政策が必要。
最近、オール電化の救世主「エコキュート」の販売を少し勉強しているが、電力会社の販売姿勢は開放的販売支援が徹底している。
我々のような”かけだし販売業者”であっても、きめ細かい支援策があり、将来をにらんだ販売業者の囲い込みを実施。売っていただける販売業者は”みな仲間”
ガス業界の中には、我々のようにガス給湯器の買い替え販売を主体とした業者ですら”敵”扱いするところもある。広い意味で見れば、我々業者は、ガス業界の強い見方。オール電化の防波堤ではないだろうか?<電力業界のような、支援策がもっと一般販売業者にあっていいのではないだろうか>
でもこれは弱小業者の愚痴ですかね。ここらで止めておきましょう。”にらまれても困るから”
今年の初めから、夏場の給湯器買い替え閑散期対策として、ビルトインコンロの販売政策を見直したところ。正直ビックリ!やはりガス給湯器の市場と違い市場が大きい。急激に販売実績が伸びてきた。
夏場は、ガス給湯器の買い替え販売実績も冬に比べて台数は1/2に減少する傾向があります。
冬場は忙しく休む暇も無く、年中無休状態で仕事をしているため、夏場は少し楽して「冬に向かって鋭気を養う」少しくらい暇でもいいのではと考えていましたが、”傘下の工事店さんの仕事確保も必要と考えて、ガス機器関連のビルトインコンロの買い替え販売に本格的に参入してみたところ。
思う以上に販売実績が伸びてきました。今月は、大台を超える状態。
ビルトインコンロも販売金額的に高級機が多く、又オーブンとのセット購入も多いため金額的には給湯器以上の金額になることも多い。ただ、粗利率はやはり競争の関係で、低い。でも、工事店さんの仕事確保の観点から言うと成功ですね。
ということで、”夏場は楽して鋭気を養う”の思いとは裏腹。”冬場並みの多忙状態”・・・女房曰く”いつになったら暇になって旅行へ連れて行ってくれるの”・・・”ごめん、今しばらく辛抱を”
■やはりだめですね、”団塊の世代の人類”仕事をしていないと落ち着かない。
この6月に東京のショップを移転リニューアルオープンして、今度は名古屋に、横浜にとの思いが強く、常にチャレンジ状態。
販売商材開発も常に見直していないと、今の時代取り残される。
※次なる商材「オール電化」の申し子「エコキュート」の販売サイトをこの8月ごろから立ち上げ、”ぼちぼち”販売開始。
これじゃ休んでいる暇ナイよね!
※我々のような小売は、販売商材はいくらでもあるよね!でも急激には増やさない。一つ一つプロの領域に、勉強を重ねて参入していくことが大切。
■買っていただいて利益をいただけるなら、”お客様は神様です”、買っていただけるならいくらでもこの”この安い頭”下げます。商売に格好をつけてもしょうがない!
自分の家族、社員の家族を食わすためなら!
6月1日にやっと、東京の販売拠点としての”U-form 東京ショップ”が開店しました。
念願の販売拠点。今までの目黒の営業所と違い、簡単な商品展示可能なショップです。
★大阪ショップに次ぐ、2店目オープン!>
”U-form 東京ショップ”

■場所は、池袋に近い、豊島区目白5-19-9<首都高速中央環状線沿い>
インターネットだけの顔の見えにくい販売スタイルから”お客様に顔の見える販売へ”
より身近なサービス拠点の設置は、永年の目標でした。
次の目標は、名古屋ショップと横浜ショップ開店に向けて”ガンバルゾー!”
私のように、団塊の世代の”さすらいの一匹コオロギ”は次なる目標に向けて常に”チャレンジ”することが、カンフル剤。
★★次の大きな目標は、”オール電化”機器の販売。★★
「エコキュート」「IHコンロ」の本格的販売サイトの立ち上げです。
時代は、ガスから”電気”への時代。生き残りには”オール電化対策”は欠かせない課題です。
ただ、この立ち上げには”新たなるチャレンジャー”が必要。”新たなる人材の育成”が重要に成ります。
企業は、”人材は宝なり””人材なくして発展無し”人のつながり”人のネットワーク”は重要ですね。
我々の運営形態の販売業者は確かに数多くあります。1社だけでは独占は出来ません。
現在でも、全国に何百社も運営されています。大資本から個人資本とさまざま。
ただ、どの世界でも、工夫次第では生きてゆけます。”ニッチ”な部分は”ニッチな販売スタイルで奥深く”
チャレンジャー精神旺盛でありながら、無理をせず誠実な販売方法はそれなりに生きて行けるでしょう。
皆さん頑張りましょう!常に充実した生活を目指して!