No.135 オール電化の功罪?情報は正確に。

NHKの、夜9時の全国向けニュースで、オール電化の救世主「エコキュート」電気給湯器の低周波騒音の問題が報じられていた。
確かに「エコキュート」は月の燃費が約¥1000程度と安く、光熱経費削減効果は大きい。このメリットで、急激にIHコンロとともにオール電化が伸びているのが実情。大手住宅会社の戸建新築住宅の80%以上がオール電化を導入していると言われている昨今だが。功と罪の両面があることがよくわかる事例報道だ。
また、オール電化の罪の部分では、IHコンロの、電磁波問題等が、対抗のガス業界等からの資料で見聞きする事があるが。
実際、最近この関連の内容を私自身が相談を受けて
※「本当にあるのだ」と実感した。事例が次の内容。
◆8月の終わりに、女性のお客様から当社の相談窓口へコール
★お客様から
「ガス給湯器とガスコンロの買い替えお見積してほしい」との依頼。
こちらからお客様へ質問
☆”いまどのようなメーカーの給湯器をお使いですか”
★「いまオール電化・・・!?」
☆”オール電化から、ガスへの買い替えですか?”
★・・・・・?「実は、ガスからオール電化にしたのが1週間ほど前。ところが使い始めてすぐ、からだの調子が悪くなった」
★「IHコンロを使用し始めると、体に変調が出る」「また、お風呂に入ってもからだの調子が悪い」・・・・「主人に話したが分かってもらえない。私だけの現象」
★「オール電化をやめて、ガスに切り替えたらいくらぐらいでしょうか」
※こちらからお客様へ
☆”クーリングOFFの対象にはならないのでしょうか、販売業者に相談しましたか”
★「実は今、どこへの相談ができないので、消費者センターへ相談しています」とのこと。
確かに、商売上はわれわれは売れることが最善であるものの。まだ買って一週間。
ましてオール電化ともなれば、高額な経費は払っただろう。
・・・・・・・?・・・・・・・?
★「このような、からだの変調は、実際に理解してもらえない。」・・・・!
☆”再度消費者センターを経由して、粘り強くお願いした方が今は最善ですね。”
☆”その後どうしても無理なようなら再度ご相談ください”と電話を切りました。
◆一週間ほどして、このお客が、オール電化から、オールガスに変更した、お話を伺った。
経費的にはどのような処理になったかまでは伺ってはいないが、全額負担で変更よりは安く済んだことは確かだろう。
ただ、この事例において、エコキュートのお風呂に入っての体の変調は聞いたことが無い。
この要因は、心理的影響だろうか。オール電化が原因と思い込みから来る心理的影響か?
◆われわれも、オール電化器具、IHコンロ+エコキュートを売っている。
オール電化を貶すことはしたくない。又、これからも、オール電化の波は衰えないだろう。
ただ、どのような場面にも、功と罪がある。
ガスも、熱カロリーが高く便利。だが、ガス爆発などによる、記事を見ると、罪の部分もある。
事前の安全面での対策が最善であるばかりでなく、発生した時の速やかなる適切な処理が必要、また功と罪の両面の部分を正確に公表することも必要だろう。
◆われわれは、お客さまのご相談に対してのご回答時の心得は。
1)功と罪の両面がる事を正確にご説明すること。
2)憶測やうわさだけに頼らず、又どちらにも偏らず事実のみをお話しすること。
3)わからないことは”わからない”と正直にお話しすること。
このようなことは特に心がけたいものです。

No.134 潜熱回収型給湯器「エコジョーズ」の補助金は、来年度は不必要になるか。それより、メーカー小売定価を下げては?

潜熱回収型給湯器「エコジョーズ」の補助金が終了して約一カ月余り。
エコジョーズの販売台数に、補助金がなくなってもあまり影響がないように思えます。
当初の目的は達成してきているのではと感じます。
確かに立ち上げ当初は、販売価格差も大きく、機器イメージ的にも浸透が弱かったが、各大手都市ガス会社のキャンペーンや、国、自治体の補助金効果等も相まって、ここへきて消費者にかなり浸透してきているようです。
<ご説明すれば、エコジョーズへ買い換える方向で理解戴ける状態>
◆そして、この秋ごろからは、「2013年エコジョーズ化宣言」の心理的作用もあり、各メーカーの積極的販売施策も予想され、それらに関連して「エコジョーズ」卸価格が下がってくることが予想されます。
最近では販売価格的には、一般市場では一般型給湯器と「エコジョーズ」型給湯機との価格差は5万から4万円程度まで縮小きた。この冬の需要期には、3万程度まで接近か?
「エコジョーズ」の省エネ効果15%を考えれば、ほぼ消費者の心理的な面は、販売側の説明でほぼ解消できるのではと考えます。
このような要因から考えて、「補助金の目的はほぼ達成」したのでは。
補助金はあることに、越した事はないが、実質一般販売店が補助金の代行申請ができない今の状況と、申請時の煩雑さとの手間を考えれば、昨年の政府の事業仕訳の結論「廃止」の案が出たように、今度は本当の意味で「補助金の目的は達成」した「廃止」と考えるのが妥当では。
◆それより、メーカー販売定価の改訂が必要では。 巷に、ガス給湯器販売価格、特価75%OFF!や80%OFFの見出しがあふれる現在の状況が、正常な状況とは考えにくい。地域・販売ルートによってあまりにも価格差がありすぎる。 われわれも、市場対抗上やむおえず広告は実施しているのが現状。売れてこその経営。これもやむおえないが。
今の定価決定方式が、不明確。一部の販売組織の指示に追随せざるを得ない、弱い立場のメーカーの値決めの結果か? もうそろそろ、市場変化に対応してはいかがなものか。

No.133 経済動向か?ビルトインコンロの販売が鈍い。と、ぼやくメーカー営業。

8月度のビルトインコンロの販売台数が予想よりかなり悪かった。と、あるメーカーの営業担当者が来訪時にぼやいていた。「8月度はノルマ達成できませんでした。実績も昨年よりかなり悪かった。なんでこんなに悪いのか・・・」
ただ、ガス機器に関連しては、ガス給湯器などの販売台数はあまり影響がないようだがとのこと・・・・
◆でもよくよく考えれば買い控えできる商品と、そうでない商品がある。
経済動向に、反応したのだろうか。とのこと。
確かに、ビルトインコンロの買い替え実績を調べれば、まだ、使用できる段階での買い替えも多い。
1)油もつれで汚くなった
2)安全装置付きがほしい。
3)デザインが古くなった。
等の要因も確かに多い。
実際に交換工事に伺ってみると、コンロの3口あるバーナーのうち、1口が着火が悪くなったとか、安全装置付きにとか、
今すぐ買い替えなくても、まだまだ使用できるケースが多いのも確かです。
だが、今の経済情勢、円高、株安などの心理的影響で、無理して交換しなくても。我慢しようとなるのだろうか
確かに昨年に比べて、ビルトインコンロの問い合わせは少ない気もしますね。
あまり気にしなかったが、メーカー営業担当者からこのような状況のことを聞くとそのような気もします。
ビルトインコンロは、昔のコンロと比べて、金額的には高いが、われわれ販売店にとっては利潤が薄い商品でもあます。夏場の、金額稼ぎ的要因が強い。 ただ需要期は、春の3月、4月、冬に向かう11月、12月。ガス給湯器販売の多忙期に当然重なる。悩ましい商品。ただ、販売できれば、利潤が薄くても売るのが商売。お客様は神様です。
◆確かに、ガス給湯器は、ほとんどが故障して買い換える場合が多く、どうしても買い替ざるを得ない商品。
「経済状態が悪くなったから、お風呂へ入るのを控えて・・・」とはいかない。  お風呂は我慢できない。特にこのような暑さ、最低でもシャワーが必要となる。 今の季節2日から3日は我慢できてもとなるが。
ちなみに、ガス給湯器は、経済状態より季節(気温変化)変動に左右されます。
◆台所事情で、何を優先するかの判断。 経済状態が、家計にも影響、われわれ商売にもに影響。悩ましや!悩ましや!  冬が待ち遠しいですね。

No.132 商売道徳が無いですね。100%コピーサイト作成!

自社のインターネットサイトを、日々できるだけお客さまにわかりやすく作り変えている。
だだ、悩ましいのは、せっかく、サイトを整備して、より分かりやすく改良すればするほど、当社と同じ内容のコピーサイトが増えていく。
最悪は、まったく当社のサイトの内容を100%コピー使用したものもある。「著作権」表示しているが。おかまいなし。
あくどいのは、この制作に、サイト制作の専門会社が噛んでいること。「インターネット世界」の不条理。
当然、ニッチ分野ではあるが、かなりの専門知識がないと、構築できない分野もある奥深い、ガス機器分野。
自分たちの努力で、構築してもらいたいですね。
こちらとしても、どこまで内容を整備したらいいのか、悩ましい。
◆当社のスタッフは、メーカー出身OBばかり、その筋の専門家集団。  メーカー品番を聞いて、ほぼ100%即答できるだけの知識を集積。ネット制作も自社構築100%できるスタッフ。・・・経費もかかる。そのせっかくの知識・財産を100コピーで「いわゆる、パチラレル的」なことで取られては、もう憤慨につきますね!
あまりにひどい、サイトにはある筋を通じて、抗議。削除してもらったが、又最近コピー紛いが、あちらこちらに出現。
どこかのテレビ番組ではないが”訴えてやる!”ですかね。
◆商売道徳は持ちたいですね。

No.131 大先輩の訃報に接して

大先輩の○○さんが亡くなったよ。昔の勤務先の同僚から突然の訃報。
「エ!」 まだ若いでしょう。・・・・ 70歳になったばかりとのこと。今年の春先からガンで闘病中だったとのことです。残念。
この大先輩は、九大出の数字に強い方でした。理論的にわれわれを指導していただいた。営業のイロハも教わった大切な大先輩(上司:当時部長)。
酒も強く、私の若いころ在籍した地方営業所へ良く訪ねてこられた時は、仕事が終わると酩酊するまで飲み明かしたものです。<私も酒が好きで、どこかの有名な酒飲み大会で、一升を”23秒”で飲み干して、会社のお偉いさんに怒られたことがある。若気の至り!馬鹿。>
大先輩は、ガス機器業界の、初期の市場開拓や、製品開発に大きく貢献されました。業界では、機器開発のパイオニア的メーカーで、業界の営業をリードしていた時代の先駆者。
■エピソードとしては。
大先輩が、営業所へ訪ねてきて、得意先の訪問営業してから又例によって、夜は二人して居酒屋で酒盛り。
フラフラになる寸前まで飲んでいたら、突然まじめな顔をして「俺の手相を見てくれ」
大先輩と言っても、自分とは、役職が数段上の方。あまり、このようなことを言われる方ではない。
私も突然の申し出に少し戸惑ってしまったものです。
聞けば、私が趣味で、手相占いをすることを、どこかの営業所で聞いていたようです。
 まあ、せっかくのご依頼でもあり、酒の場でもあり。”いいです。拝見しましょう”
※手相は、中国発祥の「統計学」 ” 当たるも八卦当たらぬも八卦” 理論的には全体的に当たる確率が50%以上なら、プロ、50%以下なら素人的な見方を個人的にはしています。
「こんなこと書いたら、その筋の人に怒られそう」・・・・当然私は、”ど素人”
■大先輩の、手相をざっと見て気が付いたのが
1)手相全体ははっきりして、性格的には物事を「白黒はっきり」させる性格。
2)上昇志向:生活向上力のある人特有(生活力、自立力のある人にはっきりと出る)の運命線がはっきり上に伸びている。<一般的には男性に多いが、女性でも、生活力があり職業婦人と言われる方ははっきりと出る。>
・・・・などと、講釈を垂れていたら・・・・・・・「おや!」と気が付いたのが、
生命線の寸断。それもはっきり5mm程度今の年齢に近いところにある。
・・・?で、”大病や事故に気お付けた方がいいですね。少し危険信号が出ています。
大先輩も「え!」といった顔。 「どうなんだ」と少し真顔。 
・・・・・・・?よくよ・くシゲシゲと再度拝見。・・・・・・・で、 ”命におかかわる”可能性もあるが、でも大丈夫です!”と断言。”ここを第二生命線が補完しています”・・・よく手相を拝見すると、断絶した生命線横にはっきり、少し赤みかかった線が、その途切れた部分を外側で補完している。
・・・・「ア!そうか大丈夫か?」すこし不安そうだが、少し安心した顔。
この時の会話が、なぜあったかは後でわかった。その日は又夜遅くまでフラフラになるまで飲んで、翌朝飛行機で帰って行かれました。
後で聞いた話ですが。”翌日はひどい二日酔いで、機内でモドシタとのこと。”・・・後で同僚に言われた、「あなた、飲ませ過ぎだよ、帰ってから、心臓の手術のために入院するというのに!」・・・・エ~!。それは知らなかった。本人は何もおっしゃらなかった。確かに前に心臓は悪いとは伺っていたが。まさか手術前とは。
・・・・・・・・・で、前の話が納得。
心臓手術は、当然命にかかわる大手術。大先輩も、心配だったのだろう。
私のような、素人占いのペテン師みたいなものに、聞いてみたかったのか。
でも・・・・・・・当然手術は成功して元気で退院されて職場復帰。
また、お会いしたときに伺った「私の素人占いで失礼しました」・・・・・・・
 でも大先輩曰く「いや、あの話は勇気になったよ。正直不安も多く、”藁にもすがる心境”だった。あの時君に明確に回答をもらった時正直ホットする気持ちもあった」とのこと。・・・何となくホットしたことを思い出します。
・・・でも、その時再度手相を拝見させていただいたら。人の生命力の強さか。生命線の断絶が消えて繋がっていて、第二生命線も消えていた。これもまた不思議かな。
ただ、よくよく考えると。あの場はそれでよかったが、人の生死にかかわるような発言は慎まなければなりませんね。・・・それ以後、大先輩との酒はほどほどの付き合いにしていました。
会社の役員までなられて、これから会社のために、大いに貢献いただける方と思っていたら。
55歳の定年で、あっさり退社されてしまった。われわれ下の者には、会社の経営的なことで何があったかは知らないが、貴重な人材がすんなりと退社したことに、一抹の不安を覚えたのも正直あった。
退職後、一級土木の免許を取って活躍されていると伺っていたが、人生「寿命には勝てない」
確かに、短い人生だったが、これも人の「運命」・・・生きる使命を全うされてのことと思います。
われわれのような団塊の世代になると、これからもこのような訃報に接することも多くなるだろう。
ただ、皆さんそれなりに与えられた運命を生きてきた。全うされてこられたと思っています。
又自分自身もまた、全うしてきていると思っていますし、これからも又多くの生きている価値を見出していけたらと考えます。
ご親族の方は、悲しみでいっぱいと思います。が、生きてきた証は厳然とあります。
大先輩の”ご冥福を心よりお祈り申し上げます。”・・・又今度はこちらから訪ねて行きます。

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