今年の春は確かに素直に喜べない。
まだまだ多くの方が震災の影響で苦しんでいる。
さりとて、自粛ムードばかりでは、各業界は成り立たなくなと、政府も過度の自粛ムードは改めようと言っているものの、毎日の震災影響のメディア報道を見れば、気分は暗くなりがち。
■それでも今年も春満開の、桜・花見とまではいかないが、毎年出かける自宅に近い桜の名所、「京都、北野天満宮横円山公園の枝垂れ桜」見物にでかけてみた。
※此処のしだれ桜は、
日本でもっとも有名な枝垂れ桜と言えばこの桜。均整のとれた美し姿なのです。幹や枝が舞子さんのように白く塗られて。見物にきたツアー客が「さすがに京都やね。桜もお化粧してるよ」と唸っとの話お聞いたが。これは樹勢が環境の悪化で弱ってきたので、石灰を塗って鳥や虫などからの害から守っているそうです。
■京都は、例年と比べて自粛ムードで観光客も少なくなったとのことだが、それでもまだまだ、かなりの人出だった。
いつもなら、枝垂れ桜がきれいに見えるスポットライトをあびた夜景に生える「夜桜見物」するのだが今年は、昼間の見物。
やはり、いつもながらに見事な咲き具合。樹齢70年近いと言われた古木桜。桜の樹齢としては長生き。
自然の営みは時に人間に過酷でもあるが、又営みはたくましい面もある。
☆東北の、津波被災にあった桜が生命力たくましく咲いたとの報道を見たが、本当に自然の営みははたくましい。
我々人間も負けずに、「たくましく」また見事な花を咲かせ、来年には少しでも、多くの人たちが楽しい桜を見られることを願うものです。
「ものの歩みには、必ず山あり谷あり、谷があれば必ず山が来る。日はまた昇る。」
今回の震災はあまりにも災害が大きくて、まだ全容がつかめない。
まして、原発事故も重なり、未曾有うの災害となっている。
いまだ行方不明の方が多数いらっしゃる現状は悲しすぎます。
震災の影響で、水が無い、乾電池が無いと、われわれ西の人間も、右往左往しているが、震災被災現地は食べるものもまともにない状況。あまりにも悲惨。
<現地へいった方の、お話によれば、新聞、テレビなどのメディアでも報道できないほどの悲惨な状況もあるとのこと「正に地獄」>
■それでも、我々も食うために商売しなければならない。
ここへきて商売にも多方面に影響が、かなり出てきたようです。
※自社の商売に限っても、売るものが無い。給湯器が無い!ビルトインコンロが無い!IHコンロが無い!
一部給湯器の部品が、震災の影響で供給不能になっている関係で、メーカーの製品組み立てができないとのこと。
また震災の復興住宅向けの商品供給と重なり、ダブル的にメーカー商品在庫がなくなってきた。
震災の復興住宅向けなら仕方ない面もあるが、メーカー組み立てもできないなら、復興住宅向けの商品供給もままならないのではと心配します。
われわれ業者は、ものが無ければ我慢するしかない。
ただ、給湯器が壊れて取り換えなければというお客様は、「はた!とこまった」状況である。
今回は大手都市ガス会社ですら商品供給がままならない状況とのこと。
どんな部品が無いのか?調べてみると一部に、○リングパッキンなどのシール材が、福井県で全国の70%程度を供給しているメーカーがあるとのこと。このメーカーのラインが被災で止まっているとのこと。
部品供給の寡占化で影響を受けて、代替えがスムーズに効かないとのこと。
又、将来的製品の安全性の観点からも簡単に代替え品ともいかない面があるのだろう。
今の段階では、自社の在庫で対応するにしても、4月後半には対応不能状態になる可能性大。
メーカーも少しづつは、製品供給をしているが、なかなかスムーズにはいかない。
一時も早いメーカーの生産ラインの復旧を願たい。今のままでは、震災向け供給も厳しくなる。
われわれは、商売ができるだけでもありがたい。後は流れに任せるしかないだろう。
今回の地震被害にあわれた皆様方の不便はいかばかりかと拝察お見舞い申し上げます。
さて、この災害で、便利であるオート機能の付いた、ガスふろ給湯器の意外な不便さが判明!
災害により、水道の断水で給湯機能は当然働かないのはわかるが、追い炊き機能も働かない!
お客さまが、どこからか、水お運んで何とかお風呂へ入りたいとの思いで、浴槽に水お貯め、「いざ、追い炊き機能でお風呂を沸かそう!」としても。最近のオートタイプのふろ給湯器は、断水時は追い炊きのみはできない。
「・・なんでよ!」・・当社の相談窓口へ電話問いが寄せられる件数が最近多くなった。
「追い焚きができない・・・電気は通電しているのに」・・・・??!!
われわれも、多少は理解していたものの、実際にこの問い合わせが多くなると。不便さを再認識。
「断水時は、お風呂へ水を貯めても追い炊きのみの機能は働らかない!」
■この理由は
1)水道水配管と汚水配管<お風呂のお湯は当然飲み水に使えない為、汚水扱い>のクロスコネクション防止。
水道法の法規則の遵守目的で、作動できない機能になっている。
2)追い焚きポンプの機能的なもの
※よって、ある一定の水道圧が、給湯器の給水側に無いと、機能的に作動できない仕組みになっているそうです。
■不便だね!・・たしかに法規制はあるものの、緊急時の対策はないのだろうか。
それとも、あるが教えてくれないのだろうか。
今回のような大規模災害を想定していないとはいうものの。
オートタイプは便利と言いながら、オート機能を推進するメーカー側も何とかならないのか!
今後の対策は必要では!。
■家庭用の機器は使う側に「安全で優しく」が基本では。・・・・何とかしてよ!
未曾有うの災害。恐ろしい災害。<災害に合われた皆様に心よりお見舞いもうしあげます>
■この災害に伴う、家庭用機器のトラブル相談もピークに達しているだろう。
われわれが扱う、ガス給湯器のトラブル相談も半端じゃない。
一日に3000件を超えるアクセス数と電話相談が寄せられる状況で、全てに対応できない。
できるだけお受けした、御相談は丁寧にご説明するよう心がけているのだが。
中で一番多いのが、地震によるガスメーターの遮断によるガス機器類のトラブル。
ガス会社、メーカーに電話しても繋がらない為、当社のトラブル相談に入ってくる。
以下に、一番多いトラブル相談の対処法について書きます。
★地震後に給湯器の火が着かない!
地震により、震度が4以上になると、ガスメーターが止ります<安全装置作動>。
※<これは地震時のガス漏れによる事故を防ぐための安全装置の作動が考えられます。>
※確認方法<ガス給湯は火が着かないが・・・次に>
<確認1>ガスコンロに火はつきますか?→火がつけばガス供給の問題は一応は無い。
・・・・・この場合は給湯器の故障が考えられます。
<参考>単身者用マンションやアパートなどでは、コンロが電気調理器などの場合は、念のため屋外のガスマイコンメーター部の遮断は無いか確認ください。
<確認2>ガスコンロなどの火がつかない。
地震直後のこの現象は、ガスのマイコンメーターの安全装置の作動により、ガスが遮断された可能性があります。
<外部に設置の、都市ガスやLPGガスメーターの設置場所に行き、メータにガス遮断の表示が出ていないか確認ください。
<マイコンメーターの確認方法については、メーターの種類によって相違があります。>
1)ガスメーターのところで、赤いランプが点滅している。
2)液晶表示のところが点滅している。
等の症状が出ます。
★ガスメーターには、地震時等に対応する復帰方法を表示した札が貼っています。その表示された復帰方法に従って操作してください。<表示札の無い場合は、ガス供給会社に連絡確認ください。>
復帰操作後 約3分から4分で復帰します。<尚その間、ガス機器の操作はしないでください>
<参考>東京ガスのガスメーター復帰方法ホームページ
http://mobile.tokyo-gas.co.jp/m/v/tg2/view?NSM=&EV.SID=INIT&cmrcd=tg2&SI=__new__199
(3)安全装置が復帰しない場合は、
ガス漏れの危険性もあります → 即あなたが御使用中のガス会社に連絡
上記について対策したが、お湯にならない症状がある場合は
元電源のリセット操作(ガス給湯器電源コンセントの抜き差し)で復帰する場合もあります。
(この操作は、最近のガス給湯器はマイコンなどの電子部品で精密にコントロールされています。
一度電源をリセットすることで、エラーなどを解除することが出来る場合があります。
ただ、この操作は、メーカーに一度確認が必要です。)
【注意】
元電源のリセット時は、リモコンの表示が初期値に戻る場合がありますのでリモコンの再設定操作が必要となりますので注意ください。
ここ最近、寒波に起因するこんなトラブル相談が多い。
確かに、ここ最近あまり厳しくなかった冬。だが、急に寒波襲来。・・・サー困った!
・・・???・・・???
「お湯が出ない!給湯器の故障でしょうか?」
???・・・
□ こんなご相談を、1日何本も電話で戴く昨今。
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{どうされましたか?・・お湯が出ない?}
{リモコンに、エラー番号は点滅していますか?}
{お湯の蛇口だけで開けて、お水は出ますか?}
{お湯だけにしてください。お水は出ますか?}
<最近は、ワンレバー水栓が多く、水の混合により勘違いも多い>
・ ・・こんなやり取りが続き、やっと凍結でお湯が出ないことが分かる。
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▲
「どうしたらお湯が出るのでしょうか?」
「メーカーに依頼したほうがいいでしょうか?」
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※ この時期メーカーの、コールセンターもこの手の相談が多くて、繋がりにくいことが多い!・・
□ この現象は、自然現象。てな状況で諦めて待つのも一案だが、現代人は、便利さになれて「セッカチ」
東京から以西の、太平洋側都市部ではほとんどが、凍結予防対策は緩慢なことも事実。
1) 給湯器本体は-15℃程度までなら、本体内の凍結予防ヒーターで保護されている。
しかし、配管類は、簡単な保温材程度の施工が一般的。
■メーカーの取扱説明書内に明示されている凍結予防対策について
1) 給湯器本体は-15℃程度まで、本体内の凍結予防ヒーターで保護されています。<給湯器本体の話>
2) 寒い、凍結の可能性のある日は、お湯の水栓蛇口から、少量のお水を、常に流しておく。
3) 給湯器を使用後、給湯器周りの水を抜く。<東北や、北海道なら、昔から一般的対策>
4) 配管類の電気ヒーター保温処置の実施。<通常この対策が、厳冬地域では一般的>
基本は、1)の給湯器は内部の予防電気ヒーターで大丈夫との思い込みが都会では普通。
今回のような、偶に来る、大寒波で「動揺」・・・・「どうしたらいいの!?」
□ さて凍結。どこが凍結?
1) 給湯器周りで一番凍結しやすい箇所は。当然外部にある給湯器に接続されている配管周り。
2) 特に給湯器の、水入り口、開閉止バルブ部分が多い。
原因は:この開閉バルブ部分は、通常操作性を考えて、保温をしていないため、外部に露出していることが多い。<確かに水漏れ等の場合、ご使用者がすぐ閉止処置できるようするため露出が普通。>
3) ただ、この閉止する露出部分は、熱の放熱も当然あります。またバルブ内の通水スペースも狭くなっている為他の配管より凍結速度が速い。
<バルブで無く他の一般配管部分が凍結の場合は、配管保温材の見直し必要>
◆処置1)根気よく、暖かくなるまで待ちましょう。
<ただ、家の北面に設置されている場合、一日中日光が当たらない部分は、凍結解除が遅い>
※必ず:昼間に通水を行い、凍結解除を確認すること。
<放置は、凍結範囲の拡大に繋がります。配管類の凍結破損の原因になる>
<屋内開栓操作した水栓類の閉め忘れを注意:通勤後に家の中が大洪水・・・ご注意>
2) ヘアードライヤー等で、このバルブ付近を暖める。:<急激な過熱は避ける事。>
※ この場合、洗面所などの水栓を開けておく。但し、通水後の閉栓に注意。
※ 水が容器一杯になって溢れないように注意。
<昔よくやった、お湯を掛ける処置は厳禁:水が保温材内に入り、翌朝凍結を助長させる原因となる>
<通水したら、タオルか何かを、翌朝の為に巻いておくことも必要。>
注意:恒久的にバルブ部分をカバーする場合は、バルブ箇所を明示。
3)メーカー凍結対策の、2)も、緊急的には考えること。<方法は、給湯器取扱説明書を参照下さい。>
4) 都市部であっても特に凍結が多い場合は恒久的に、電気ヒーター対策を考えること。
※ 電気ヒーターは、工事店に依頼するのもいいが、町の「ホームセンター」で部材販売しています。
※ 1.5m位のもので、1本¥2000から3000程度。
□ 地球温暖化といわれながらも、自然現象になかなか勝てませんね。
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