No.146 給湯器が無い!売るものが無い!

今回の震災はあまりにも災害が大きくて、まだ全容がつかめない。
まして、原発事故も重なり、未曾有うの災害となっている。
いまだ行方不明の方が多数いらっしゃる現状は悲しすぎます。
震災の影響で、水が無い、乾電池が無いと、われわれ西の人間も、右往左往しているが、震災被災現地は食べるものもまともにない状況。あまりにも悲惨。
<現地へいった方の、お話によれば、新聞、テレビなどのメディアでも報道できないほどの悲惨な状況もあるとのこと「正に地獄」>
■それでも、我々も食うために商売しなければならない。
ここへきて商売にも多方面に影響が、かなり出てきたようです。
※自社の商売に限っても、売るものが無い。給湯器が無い!ビルトインコンロが無い!IHコンロが無い!
一部給湯器の部品が、震災の影響で供給不能になっている関係で、メーカーの製品組み立てができないとのこと。
また震災の復興住宅向けの商品供給と重なり、ダブル的にメーカー商品在庫がなくなってきた。
震災の復興住宅向けなら仕方ない面もあるが、メーカー組み立てもできないなら、復興住宅向けの商品供給もままならないのではと心配します。
われわれ業者は、ものが無ければ我慢するしかない。
ただ、給湯器が壊れて取り換えなければというお客様は、「はた!とこまった」状況である。
今回は大手都市ガス会社ですら商品供給がままならない状況とのこと。
どんな部品が無いのか?調べてみると一部に、○リングパッキンなどのシール材が、福井県で全国の70%程度を供給しているメーカーがあるとのこと。このメーカーのラインが被災で止まっているとのこと。
部品供給の寡占化で影響を受けて、代替えがスムーズに効かないとのこと。
又、将来的製品の安全性の観点からも簡単に代替え品ともいかない面があるのだろう。
今の段階では、自社の在庫で対応するにしても、4月後半には対応不能状態になる可能性大。
メーカーも少しづつは、製品供給をしているが、なかなかスムーズにはいかない。
一時も早いメーカーの生産ラインの復旧を願たい。今のままでは、震災向け供給も厳しくなる。
われわれは、商売ができるだけでもありがたい。後は流れに任せるしかないだろう。