No.121 意外と遅い「エコジョーズ」補助金の消化進度

今回の、「エコジョーズ補助金」の消化進度が、意外と遅い。当初予想ではもっと進度は早いと考えたものが、LPGなどは、昨年の第三期(9月度)時の補助金申請消化進度は、開始1日目で抽選扱いになったのと比べて。非常に遅い。
なぜだろう?・・・?  最近は、エコジョーズの認知度合いも、かなり上がってきているので・・・?
思えば・・・。即一日で消化すること自体も不思議な感じがしたものだが。第四期(11月度)時の、申請時の不正による延期などの事例を考えれば、本来今の状態が正常かもしれない。
■不正代行申請事故後の改定で一般販売店の補助金代行申請は事実上現在は無理な状態であるものの、商売的にはあまり影響はない。
もうそろそろ、補助金の考え方をやめて、通常でも販売できるレベルになってきているのではないだろうか。
■春になると、各機器メーカーの新製品などの展示会が多くなる。
ただ、ガス機器メーカーの大規模な展示会は、一時に比べれば、ほぼなくなってきた。
裏返せば、ガス機器も、メーカー的に新技術が無く、将来的展望が開けないのか?
※ガス機器も革新的技術が無ければ、市場に対するアピール度合いは少ないだろう。
この状態は、今の時代背景を表している。守りのみの製品開発とはさびしい!
■ならば、全国約4700万世帯の50%が、ガス給湯器の市場と仮定した場合、メーカーは何をテーマに製品開発するのだろう。
1)新築だけでなく、買い替え需要は想定しているのだろうか?
買い替え需要が重要と考えれば、ガス機器メーカーの中でも、給湯器メーカーの「リンナイ」の考え方が統一されているようだ。なぜなら、マンションなどの集合物件買い替え対策用の、給湯器のPS買い替え部材の揃え方は秀でている。他社からの買い替え市場を確実に狙っての対策。これは、メーカーの歴史の違いか。<どこかの?給湯器メーカーに聞いたら、部材寸法はお知らせしますので、そちらで制作ください????
そんなこと小規模な販売店にできることか?・・・何プン!プン!・・・・てな感情になります。
もう少しきめ細かい販売対策を考えてみては・・・と言いたい。
確かに新築需要は大切だが、買い替え需要も大切な市場。
がんばってね!