No.78 マンションのPS扉内設置ガス給湯器の設置部分の改造問題

マンション設置のガス給湯器の、通路側設置PS扉内前方排気型給湯器の、扉の排気穴位置や、大きさ変更については、マンション管理組合の許可がいることを、設置しているお客様や設置業者に認識が無く、勝手に工事して後で問題となるケースも多いようです。<最近、勝手に工事をして後で問題となったケースがあると聞いて、業者としての常識。なぜ確認しなかったのか疑問、お客様のOK言葉も100%は信用できない場合もある。>
マンション通路側のパイプシャフトなどの建物部分は、マンション共用部分のため、たとえ其のお客様の給湯器が設置されていても勝手に扉などの変更はできません。基本は、管理組合の許可が必要です。
お客様は、給湯能力アップのため16号から20号や24号に変更したい為、旧機器の穴空け寸法が100mmや120mmの場合大能力化に合わせて穴寸法を145mmなどに空け替えて工事をする場合も多い。後でトラブルにならないよう、注意が必要。
又、マンション全体のガス供給の観点から、ガス会社の許可無く大きな能力の機器に変更する場合も要注意が必要ですね。
◇最近は、お客様の環境意識や経済意識の変化が大きく、ガス給湯器の買い替え時にも「エコジョーズ」化を要望されるお客様もかなり増えてきている。
ただ、マンションPS設置については簡単には変更できない。エコジョース化に伴う凝縮水の排水の問題が解決できないためです。・・・メーカーはもっと何か積極的に解決する方法を考えてもらいたいですね。