No.181 ガス給湯器取り替え時の機器メンテ保証の選択

ガス給湯器取り替え時に、機器のメンテ保証が販売会社によっては、標準で付いてくるようになり、買う側にとって選択種が増えてきましたね。また、最近では、お堅いガス会社が自社ブランドだけでなく、他社販売の製品もメンテ保証を受ける時代です。
電気製品は、量販店等で買うと、機器メンテ標準5年付で販売が当たり前の時代。やっとガス給湯器も標準化され出したようです。
ところで、機器メンテ保証も昔は、給湯器メーカーの機器メンテ保証のみでしたが、最近では、機器保証会社の普及で価格的にも有利になり選択種が増えてきました。
その結果、給湯器メーカー保証は、保証会社の普及に伴い契約数が激減が予想される。ガス給湯器メーカーも自社メンテ保証制度は廃止するのか、金額を下げて保証会社に対抗するのか。時代の変化ですね。
■私の会社も、9月から全機種基本はメンテ10年保証付きに変更しようと思っています。時代の流れにはやはり少しでも乗り遅れると商売は後手に回ります。
ただ、悩ましいのは、インターネット販売は、「パッと見の金額」が安い方が買う側は飛びつきやすい。機器メンテ付にすると金額的に割高に映るデメリットはありますね。それでもやはりお客様の「安心を買う」ことを考えれば少しデメリットはあっても最善だと考えています。
◆私が第一線の営業のころ<30年前くらい:古い話>は、難しい機器修理は、ガス機器メーカー営業マンが直接、機器メンテ修理もやっていた。
 販売店からの要請で修理に伺う。営業の一環で、営業の仕事の一部でした。
今では、営業とメンテは業務が区分されていて、地域に各メーカーのメンテ会社があり分業されています。
お客様、には安心。
ただ、これにはメリットも大いにありますが、多少のデメリットもあります。
◎メリット
1)メリットは、専門性が高くなり修理の完結性が高くお客様には安心修理。
2)24時間以内で修理対応が早い。
3)営業マンは、メンテに振り回されず営業に専念できる。
▲デメリット
1)修理費が多少高くなった
2)営業担当者の得意先との親密性が少し希薄になった。
  ※担当者がこまめに、販売店訪問して、その店の従業員さんと同行修理などで貢献すればするほど営業密着性がよくなった。「機器メーカーのだれだれ君は、当社に誠意がるので、当社は○○メーカー品を買う」とよく言われた時代。<人情の商売>浪花節的時代ですかね。・・・やはり・・・一匹コオロギさんは古いね!
3)修理が若干遅い。<遠距離得意先ほど遅くなる。訪問頻度の関係>
  ※昔の製品は、機器が単純でしたね。「水害で機器が水につかっても、水道水で機器を洗って、後は若干調整する程度で復帰できたものもありました。」・・・荒っぽいですね。今は機器全体が電子制御されており複雑で専門性がないと修理できない。水に弱い、寒さに弱い。電気関連の知識がないと修理できない。・・アナログ人間にはついていけない。
◆ただ、機器創生期からの機器にもかかわった関係で機器の仕組みはわかるため、全体的な知識は豊富でしたね。臨機応変性があり、応用性は広い。今の商売に大いに役立っています。最近の機器メーカー営業マンは、機器にあまり詳しくない。そのため、聞いてもわからない営業マンも多く。・・・何を武器に商売しているのだろうと考えることもしばし。
■後、1~2年すれば、ガス給湯器も、機器メンテ保証10年付販売が当たり前の時代。
時代に取り残されないように、「一匹コオロギ」もまだまだ、体力と頭を鍛えて「がんばりましょう!」
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