No.115 ガス給湯器「エコジョーズの消費者の関心度と普及進度
- 2010.02.20
これからガス給湯器を買い替え機種選択するなら、一般型とエコジョーズ型とのどちらを選択するか。
金額で選ぶなら、一般型。ecoで選ぶなら当然「エコジョーズ」型だろうとは思いますが。
※はたしてどうなんだろう?
■まだまだ、エコジョーズ型ガス給湯器の販売価格は高い。
一般型ガス給湯器に比べて、市場販売価格で約5万から6万円程度の価格差がある。
■一般型ガス給湯器とエコジョーズ型ガス給湯器と比べれば燃費差は年間約¥12000前後(4人家族:都市ガス会社公表)「エコジョーズ型」が省エネになると言われています。
■各地域の、大手クラスの都市ガス会社では、エコジョーズ型ガス給湯器の取り付けによる、支援措置「エコジョーズガス値引き」の特典を受けれる。
大阪ガス5%、東京ガス、東邦ガス、京葉ガス、中部ガスなどでは3%・・まだまだいろんな特典がある都市ガス会社も多いようです。
■エコジョーズ型の給湯器は、一般ガス給湯機に比べて故障率は?・・・ほぼ同じ程度と考えられます。
<エコジョーズも発売して約10年近くになるが、われわれの知る限りでは、ほぼ問題がなく、同じ程度の故障率>
■国の補助金は、21年度で終了予測(国の事業仕訳で廃止の方向)・・・復活もあるか?
■買う側の関心度合いは・・・われわれ販売側からみた感触は、20%前後か。
ただ、最近は、積極的に説明することで、40%程度までは反応するようだ。
<一応説明することは重要・・・・「ガス給湯機には一般型と省エネ機器の「エコジョーズ型」があります。」と!
※昔、ある得意先の経営者から言われたことがあるアドバイス”自分の所得から判断して買い手に進める機種を選択推奨するな”
確かに自分の所得が低いから、「この高い金額の機器は買わないないだろう」と勝手に判断するなということ。
それは買う側に失礼。一応説明して判断にまけせることが重要。※
★★ならば実際にはどう考えたらいいのか?
1)給湯器の耐久年数が、10年から15年程度、平均で約12年から13年程度と考えれば、一般型ガス給湯器との価格差さ、約6万円と考えて、1年で約¥12000の経費節約できると考えると。差額の償却年数は、約5年。
残りの年数8年程度は省エネ。合計燃費差は、¥10万円程度この差は大きいですね。
<一般型ガス給湯器の熱効率約82%。エコジョーズ型ガス給湯器の熱効率約95%・・・メーカー公表値>
2)都市ガス会社がやはり市場動向及びメーカーの機器開発方向は握っていると考えれば。
2013年には都市ガス大手は、販売機種をすべて、エコジョーズ化が目標。
3)国のCO2-25%削減の考え方の中に、一般型ガス給湯器機器の生産制限を考えている。
<この考え方が、当然都市ガス会社の方向性に影響を与えている>
4)市場は、高効率給湯機「エコジョーズ」を、かなり認知してきた。
5)メーカーも一般機器との価格差についてかなり重要視。
ただ、「コストのかかる販売組織からの圧力」で値下げも難しいのか?
大手ガス給湯器メーカーも「エコジョーズ」の販売比率の違いで、会社の経常利益が大きく変わってくるとのこと。
・・・しかし、メーカーや大手都市ガス会社などの思惑は別として、今後は、エコジョーズ型のガス給湯器の販売金額は当然下がってくる。過当競争になるだろう。と予測。
※メーカーの淘汰が第4段階に入ってくる可能性大。ただ、われわれ販売業者は、メーカーが少なくなることは望まない。市場の寡占化によりメーカーの価格安定化策が講じやすくなることを懸念する。<今のガスコンロの販売実情を見れば明らか>
すべてのメーカーに頑張ってほしい。・・・・でも時代は動く!いろんな思惑を乗せて。
以上のもろもろのことを考えると。やはり今後買い換えるなら。「エコジョーズ型」ガス給湯器が有利なのは当然のなり行き。
★★ただ、新築時となると話は別。
機器設置場所があれば、ガス給湯器「エコジョーズ」より電気給湯器「エコキュート」が断然有利なのは明白。
燃費差が大きい<一般家庭で給湯月額経費¥1200から¥1400・・電力会社試算値><方やガスは¥5000から¥6000>
※でも場所がななければ。当然ガス給湯器。ならば、断然エコジョーズ選択が常識。
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