No.148 まさに給湯器難民!

日増しに悪化する、給湯器関連の在庫不足!
自分もかなり在庫は確保するも、マンションなどの集合物件向けの特殊機種(メーカー受注生産品)がお客さまから受注に追いつけない。メーカー納期待ち、一カ月から二カ月待ち状態。
もともとわれわれもこの種の特殊機種は在庫をあまり多くは確保していないのが実情。
■お客様自身も、何件も業者を問い合わせてみた結果が、「どこにも在庫が無い。」
 メーカーに問い合わせても、「納期不明」のそっけない解答だけ!
お客さまも、一カ月以上もお風呂が無い状態。それは困るとのことであの手この手で在庫を探しているようです。
「真に給湯器難民!」
■ただ、事前にかなり買いこんだ業者もあるようで、意外と販売価格は上がっていないようで、なんとかなっているのか。 真の状況は不明。
■原因は、震災影響で、組立部品不足や震災向け特需ばかりが原因ではないようだ。
給湯器大手メーカーが、1社が先に止まったことにより、後のメーカーに注文が殺到!この悪循環が真の原因だろう。メーカーへの注文数が、通常の2.5倍程度に達しており。メーカー生産不足在庫不信から来る、パニック買いになっているのだろう。 
■昔のオイルショック時を思い起こす。
商品が無いことへの不信から、なんでも在庫を仕入れていく業者。
売れる。売れない等の市場状態はお構いなし。「有る物を全部売ってくれ。」状態
卸業者の営業担当者のポケットへ、現金をねじ込み「なんとかしてくれ!」
当時は、メーカーも売り惜しみと、「売り煽り」・・・・自分も当時メーカーに在籍していたから・・・?。
いろんな情報が飛び交う昨今。不信が不振を生む。
<オイルショックも終わって見れば麻疹と同じ「何だったんだろう」>
■ところで、現状は4月半ばに注文した商品の納期が、7月納期などの回答が出てくる昨今。  これじゃ「給湯器難民も出るわけだ!」
■ただ、メーカーの商品出荷状況が少し緩和すると一気に物余り現象が起きるかも。今メーカーに発注している業者は、無いということで、多くが掛け持ち発注をしているとのこと。一社がスムーズになると、その反動でキャンセルが続出。
今の受注の、30%はキャンセルが発生するかも。
■自分も、この状況は、経験済みとは言っても。商売に影響する~確かに気にはなる。
 でも、もう、給湯器販売の冬の需要期は過ぎた。 5月は、ゴールデンウイークもあり、ゆっくり構えて、傍観者と行きますかね。
 ※昔の教えから。
  物事の状況は、騒動の渦中に入っては全体が見えない。
 真に、渦も、離れた場所から見ると全体像が分かるが、自分がその渦の中心に位置すると、ただ回転に巻き込まれて何が何だか分からない状態になる。挙句は損ばかり。
■と言うことで、臨時休業決定。 4月29日~5月5日まで。7連休と行きますかね!
 日ごろ土曜休日も無休営業状態。
  ・・・・・・ 神様からの、「休め!」のお達しか。・・・・
■自分の会社のような零細企業、バタバタしない。  何とか生きてはいける。