今年は、各地で長雨、集中豪雨、冷夏。まだ梅雨明けしない地域が多い。
この長雨や集中豪雨でいつも困るのが屋外に設置のガス給湯器のトラブル(故障)
比較的、経年した屋外設置のガス給湯器は、雨に弱い。電気系統の湿気によるトラブル。
<経年の給湯器内部へのホコリなどの蓄積による湿気の影響で誤作動を起こすことが多くなる>
◆代表的なトラブル時のエラー番号
「E5」や「11」・・・台所リモコンにエラー表示
「111」・・・ふろリモコンにエラ-表示
給湯口を開栓したものの、お湯が出ないで水ばかり。の現象時にでるトラブルエラー番号。
そして翌日には、問題なくお湯が出る。
「このトラブルは、今の季節、雨の日に多い」
※まず、大元のガスメーターなどに、エラー症状などが無ければ、少し時間を置いて(1日くらい)再挑戦することをお勧めします。「但し、将来的には買い替えのタイミング」
以下に、参考的なガス給湯器のトラブルエラー番号を表示しておきます。
【参考】・・・詳しくは設置されている機器メーカーにご確認ください。
・011 給湯連続燃焼異常
(規定外連続給湯燃焼使用時) 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中 リセット操作してください。
※ガスマイコンメーター遮断あり!
・111 給湯側点火不良 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
(電磁弁・点火装置・炎検知器・電装基盤) リセット操作。
●ガス栓開確認
・112 ふろ側点火不良 ふろ自動湯張り、追い焚き
(電磁弁・点火装置・炎検知器・電装基盤) リセット操作。
●ガス栓開確認
●追い焚き配管呼び水の確認
・121 給湯側失火 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
(電磁弁・炎検知器・電装基盤・ガス圧) リセット操作。
●ガス栓開確認
・122 ふろ側失火 ふろ自動湯張り、追い焚き
(電磁弁・炎検知器・電装基盤・ガス圧) リセット操作。
●ガス栓開確認
・140 空焚き安全装置 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
(ハイリミットスイッチ・元電磁弁・電装基盤) リセット操作。
●ガス栓開確認
・252 ふろ側追い焚き検知不良 ふろ自動湯張り、追い焚き
(ふろ側流水センサー) ふろ追い焚き循環口フィルター掃除
・300番台 各種温度検知センサー不良等
(断線等) 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
追い焚き時
(各種温度センサーの断線又は短絡) メーカーへサービスコール
・400番台 お湯張り量、水位検知器不良等 ふろ自動湯張り、足し湯
(水位センサー・注湯量センサー) メーカーへサービスコール
・500番台 各種電磁弁不良等
給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
追い焚き時
(ガス元弁・給湯ガス弁・ふろガス弁・各種切替え弁等) メーカーへサービスコール
・600番台各種ファンモーター不調等、 燃焼ファンモーター不良 給湯時、ふろお湯張り、追い焚き
(ファンモーター・電装基盤) メーカーへサービスコール
・632 ふろ水流スイッチ異常
(給水元バルブの開栓確認)
・651 水量調節弁異常
・700番台 電装基盤・回路不良等 給湯時、ふろお湯張り、足し湯中
追い焚き時
(電装基盤による通信異常) メーカーへサービスコール
◆最終的には、設置している機器のメーカーへご相談ください。
ガス給湯器のトラブルで、今の夏場に多い問い合わせ内容について。
★この時期急に問い合わせが多い雨などの原因によるトラブル相談です。
1)ガス給湯器の電源が入らない「メインリモコンが表示しない」
◆原因は、
①雨などの影響による給湯器内部の電源漏電ブレーカーの作動切れ。
②落雷による、ガス給湯器内部の電源漏電ブレーカーの作動切れ。(落雷などの有無)
◆対策は、・・・<応急的な対策>・・・くれぐれも内部は触らないでください。危険!
①丸一日程度放置(内部の乾燥時間を確保)して、ガス給湯器電源コンセントの抜き差し。
②落雷は、落雷が収まってから、電源コンセントの抜き差し。
この対策は、ガス給湯器の内部にある電源用漏電ブレーカー(リレー式)の電源落ちなどに対して、コンセントの抜き差しでリセット解除するやり方です。この対策で解決する確立は、20%くらいです。
2)給湯器の燃焼ランプが2~3秒付いてエラーになり火がつかない。
◆原因は、
①雨の影響による、炎検知センサー(フレームロッド)の不検出。
・・経年変化や、ホコリなどの付着物が湿気ることによる配線途中の漏電。
炎検知センサー(フレームロッド)は、バーナー部分に微電流を流し、其の微電流が炎を伝ってセンサーに伝達することにより、炎を検出する仕組み。其の微電流が途中漏電することにより検出不良を発生。
◆対策
①基本的には、ホコリなどの付着物の掃除や配線交換が主体であるものの、原因不明と捉えるケースが多い。
経年変化(10年以上)の場合、再々のトラブル発生は、部品を変えるよりは、買い替えが得策。
無駄な部品交換処理になるケースが多い。
★ここに表示のトラブル解決法は、雨や雷などによる原因の、あくまでも応急措置です。
根本的解決には、メーカーへご相談ください。
又下記でもご相談受付いています。
ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918
台風9号は、関東直撃でその後東日本を縦断して 去って行きました。
各地で被害がでているようです。お見舞い申し上げます。
さて、このような台風シーズンになると、とたんに故障の問い合わせが多くなります。
今日も、通常の3倍程度です。
◆故障の問い合わせの一番
1)給湯器の火が付かない、エラー番号「111」などがリモコンに出る。
この最大の原因は、その多くが梅雨時期の集中豪雨と同様、給湯器内部に雨水が入る、又多湿状態になることによる、電気的トラブルです。
※雨対策は、梅雨時期の対策についてこのブログにも書きましたので、そちらを参考にしていただきたいと思います。
ただ、台風による雨被害は、通常の雨と違い、風交じりの横殴りの雨が原因となり、今まで以上に機器内部に影響しやすい状況となります
◆この対策としては、一般的な雨の場合には給湯器上部に庇などの対策が有効ですが、台風は強い風を伴い横から前から進入する為なかなか対策が難しい。
だからと言って、給湯器全体をカバーすると、不完全燃焼事故や場合によっては、設置条件違反(給排気設備が必要)になる。
この場合の修理対処法は、
①消極的であっても、やはり機器内部が乾くまで、二日程度待つことも有効です。
<修理も簡単なことでも動いてもらったら、金が掛かる> それで駄目なら、メーカーへ依頼。
②急にリモコン電源が入らない場合は、機器内部の保護用漏電ブレーカーの作動も考えられる為一度、機器側の電源コンセントの抜き差しをやってみることも必要です。
注意・・<機器内部は、お客様自身では絶対に触らないで下さい>
◆機器部分が低い位置についていることにより発生する、機器の浸水
1)給湯器が浸水すると、下部が一部浸水する程度なら、電気的短時間のトラブルで解決できるが、
ある程度以上浸水すると、機器の心臓部である、電子コントロール基盤や各電磁弁の浸水又は、最悪機器内部への泥水侵入で大きな致命傷になる場合もある。
①この場合は、高額部品の交換か、最悪は機器全体の交換が必要な場合も起こります。
※昔、九州地域に在籍していたとき、鹿児島地方が台風の集中豪雨被害で大規模浸水が発生したとき、給湯器の本体交換を応援に行ったことがあります。やっと水が引いて収まって、給湯器が使えない為本体を交換して返った次の日に、それ以上の浸水被害に巻き込まれて、再度機器の交換を必要とした気の毒なお客様を思いだします。※
②上記のような事故の場合、火災保険等の災害特約の内容などにより補償される場合もあります。一度内容の確認が必要です。
③次に給湯器を取り替える場合、据置型なら、「壁掛け型に変更」することも必要。
浸水は、大規模な、床上浸水はまれであり、床下浸水かそれ以下がほとんど。
でも給湯器は、据置型なら影響を受けるケースがあります。出来るだけ「壁掛け型」などにして高さの確保も対策の一つです。<最近のふろ給湯器は全て強制追い焚き方式、高さや、追い焚き長さの変更は自由(制限はある)>
◆台風シーズンもこれからが本番、災害対策は十分にしましょう。

ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918
最近ガス給湯器のお問い合わせの中で特に目に付く項目は、ガス給湯器トラブル時の”エラー番号表示内容”についての質問が多いようです。
確かに、最近の給湯器はリモコンに、エラー表示を液晶・デジタルで表示される機能が付いています。
ただ、消費者は、ガス給湯器のトラブル時に”エラー番号”が表示されるが、内容が分からないと不安に成ります。
だが、このエラー表示内容については、ガス給湯器機器メーカーは、ほとんど表面には公表していないのが実情では?
昔は、機器メーカー間でもエラーコードは違いが大きかったようですが、最近ではガス石油機器工業会や都市ガス会社などの意向もあって共通化しているはずだが、一般的に使用者の目に触れることは少ないですね。
”確かに細かく探せ”ば、買ったガス給湯器の取り扱い説明書の最後のほうに表示はされているものの分かりにくい。
ただこの取扱説明書の記載内容もメーカーによって違いが大きいようですね。
メーカーのホームページでもっと分かりやすく公表していただくと良いのだが?
メーカーは言うかも?エラーコードの内容が分かったからといってどうなるのよといいたいかもね!
なら、エラーコードで、ガス給湯器の修理する部品や、修理金額がおおよそでもつかめるくらいの情報公開はあってもいいのでは。今はまさに、インターネット、情報公開時代。
故障時に、いったいいくら修理代が掛かるか心配。それが一般人です。
■ガス給湯器トラブル時の”エラーコード内容”について最低限の内容は下記ホームページで公表します。ただメーカーの資料が現時点で少ない為細かいエラー内容までは勘弁いただきたい。
尚、正式なエラー内容については設置されている機器メーカーに御確認ください。
ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918
最近発生したお客様のクレームです。
ガス給湯器の配管凍結予防の為の囲いのやりすぎで、給湯器の失火現象が発生しました。
寒くなってくると、北風による日中の外部露出配管類の凍結が考えられます。その対策として、屋外設置のガス給湯器に厳重に囲い施してしまった。そのため機器燃焼時の排気の再流入により途中失火したものです。囲い対策はほどほどにしましょう。
◆凍結予防の為のアドバイス。
1)風や、凍結予防対策用の囲いは、つい立程度。(つい立の材料は不燃物、離隔距離必要)
厳重に小屋を作ってしまえば、屋外型でなく、屋内型給湯器になり外部への排気筒が義務つけられます。(注意:よく見受ける設置不良)
2)給湯器廻りの配管は一定部分どうしても露出します。配管保温材は、よく見受けられる、茶色の簡易保温材は効果が薄い。(特に寒冷地等では、電気保温材の使用も考えましょう。・・電気の保温材料は、ホームセンターなどで売っています。)
3)布などで巻くことがよくありますが、これは雨や雪のとき逆効果です。布が湿って凍結します。
晴天時に一時的対策としては有効ですが止めましょう。
4)ガス給湯器本体は、凍結予防ヒーター機能付が現在では普及していますので、超寒波(-15℃以下にならない限り安全だと思います。
配管の凍結事故は、寒冷地より温暖地での一時的寒波で発生します。過信が原因です。
(北海道や東北などの超寒冷地域は、基本的には、給湯器内部の水は、使用後抜くことが原則です。)
配管凍結予防については、自分でやるのが不安な方は、業者に依頼しましょう。
ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918