第三期「エコジョーズ」補助金受付開始後すぐ、LPGの補助金枠がなくなってしまった。
都市ガス用の補助金も10日程度で無くなるかと、我々関係者も気持ちがかなりあせった状況で、大変だと思いきや、意に反して約一ヶ月近く申請できたことが以外。
※ちなみに、オール電化の申し子「エコキュート」補助金は、今の段階でまだ残っているとのこと。
一昔前は、受付開始「即」なくなる状況であったものが、時代の流れというか、時代背景に比例して絶不調。新築住宅の着工減の影響をもろに受けているのだろうか。
次回の第四期は、11月2日受付開始。・・・・・どのような状況になるやら。
でも商売には、好材料。第三期も60台近くを販売した。ありがたいことです。
※エコジョーズへの買い替えにはお客様の抵抗感があまり無くなってきたようです。
ほぼ一般型給湯器との差額が3万~4万円程度なら、エコジョーズをご選択いただけるようだ、やはり補助金¥22000が有効ですね。
ところで、エコジョーズへの買い替えで最近目立ってきたのが、マンションへお住まいのお客様からのご依頼で「廊下側パイプシャフト設置の給湯器」のエコジョーズへの買い替え依頼。
現状この場所の設置給湯器は、エコジョーズへの交換は無理がある。
■理由は:
パイプシャフト内には通常、「エコジョーズ」へ対応する排水設備がない。
※エコジョーズは高効率化の段階で、おふろ一回当たり、約コップ3倍分程度の燃焼水が出る。
※確かに、最近ある給湯器メーカーが、「・・・マジック」という名称で、PS内対応の製品を発売したものの、普及には少し時間が掛かるだろう。
■理由:
1)工事が大変。排水する対応部材が大きく、浴室内に取り付ける工事が我々施工業者にとって少し負担が大きい。
2)部品の耐久性が心配。
3)リモコン線との結線が面倒。<リンナイなどのように無線式対応リモコン方式があればいいが>
などの理由で、大手都市ガス会社の採用状況を見ないと、我々弱小企業では後々のクレームが怖い。
このメーカーでは、「・・・マジック」の製品のテレビ広告を始めるとのこと。
市場の中でのコンセンサスが形成されてくれば、正直我々も売りやすい。
ただ、チャレンジ精神は認めます。我々の希望としては各社が技術を競ってほしい。
■まだまだ、市場は好転しない。
今日の日経新聞に住宅設備機器大手TOTOの上期利益下方予想が出ていた。本当に厳しそうですね。
住設機器メーカーはあの手この手と新手法の製品開発を行っている物の、息の永い製品を開発してほしい。
■これから、給湯関連の製品は、需要期に入っていく。夏1に対して冬は2倍~倍3程度の市場性がある。
頑張りどころの市場に対してどのようにチャレンジするかは、経営者の技量が問われます。
再チャレンジと行きますか。
この9月発売された、ノーリツコンパクト型エコジョーズ給湯暖房機で、3メーカーそろい踏み。
5年前に、パーパスがコンパクト型「エコジョーズ」給湯暖房機を発売。その後少し出遅れたものの、リンナイが今年の2月に発売、そしてノーリツがここで発売開始した。
当初開発したメーカーは、他社がなかなか開発追随はできないだろうとの”自負”が強かったものの、日本の企業の開発力はさすがである。
これでやっと、3メーカーが揃って、”イザ”本格的にコンパクト型エコジョーズ給湯暖房機の競争に突入する。
市場へ本格的にコンパクト型が普及できるのか?
確かにコンパクト型は、軽量で1人施工できるメリットがある。
また、新製品が出るたびに新しい機能の開発がある。
今回の、ノーリツは、”エコスイッチ機能”搭載<出湯量の規制が出来る。・・・能力が大きければ、其の分出湯量が多くお湯の無駄も多くなる。”省エネ”の観点からするとやはりもっと”エコ”を追求。そこで考えたのが”出湯量の規制が出来るスイッチ”・・・これからは益々エコ追求時代。
リンナイが開発したコンパクト型エコジョーズ給湯暖房機は、斬新なデザインが売り。
メーカーも大変だ。現状の機能開発力に安住していれば、すぐ他社に追い越されてします。
ノーリツは、今後この機能を全ての機種に搭載させていくとのこと。
我々販売業者は、競争によりお客様が買いやすい価格になることを期待する。
ところで、「エコジョーズ」の補助金がこの9月1日から第3期受付開始されたが予想を超える進度率。
LPGは、初日で補助金枠6000台の約80%を消化、そして本日4日で終了した。都市ガスは、20000台の約40%を消化。「やはり今回は早い」
我々も、予約がかなりあったものの、お客様にお約束の補助金申請には、あせってしまった。
100%補助金申請は受理されて、今は取り付けにおわれている毎日。
商売に大きく活用、ありがたいことです。もっと頑張りましょうか!
やはり住宅設備機器の販売実績状況は厳しいようですね。特に流し台メーカーの出荷状況はかなり厳しいようですが、私の関係するガス給湯器の販売状況も予想以上に厳しいようですね。
あるメーカーから聞いたお話によれば、今年の1月~5月のガス給湯器メーカーの販売実績は、対前年比約90%程度とのこと。「厳しいー!」
全国で対前年100%を超えた地域は「名古屋圏と大阪南地域」の二箇所のみだそうです。「本当に厳しい!」
今の新築住宅着工状況からするとこれもやむ終えない状況か。
ただ、このような状況の中、潜熱回収型給湯器「エコジョーズ」の第二期受付枠<約15000台>が約10日程度でほぼ終了した。これは「ビックリ!」どこに売れてるのだろうか。
ただ、市場の今すぐの回復は、無理のようである。「我慢、我慢」の時代背景。
このような状況でどうするか。結局は地道に商売するしかない。経費節約して。
会社勤務のサラリーマンも「毎月給料くれるだけでも現状は納得」と我慢我慢。住宅関連業界の景気回復は、来年後半か?でも、昔のようなバブルの時代はもうないよね!「我慢我慢」
「エコジョーズ」の第二期補助金申請のスピードが予想より早く今週中(7/11)には枠が無くなるのではと予想している。だいぶ、「エコジョーズ」認知され浸透してきた。
ただ、お客様からご相談されることの多いのが”集合住宅のPS(パイプシャフト)設置の給湯器買い替え時”の「エコジョーズ」取付け希望。ただ、残念なことに現段階では、PS内に排水設備が無いため「エコジョーズ特有の弱点、燃焼時にドレン水が出る」このドレン処理がPS内のため、買い替えは無理。非常にお客様が残念がられるし、省エネ普及の観点からも”ザンネン”です。
■ただ、ここへきて、ガス給湯器メーカーの”パーパス”が新たなる技術的挑戦”開始。PS設置のふろ給湯器(強制追い焚方式)の買い替えについての”新技術”開発。
このメーカーは、今話題の給湯「エコジョーズ」の開発メーカーでもある。技術の”パーパス”と定評のあるメーカー。
■現行の、2本の追い焚き配管をそのまま利用して、途中に、新開発部品による”ドレン処理三方弁”を挿入して、ユニットバス内に排水処理する方法を考えて、6月から発売を開始。
■まだ、このメーカー単独の発売ではあるが。”技術力とチャレンジ精神”は、評価すべきであろう。
大手都市ガス会社などは、多少保守的であるため、当初からの採用は見送っているようだが、2012年位までには、PS設置の「エコジョーズ」給湯器開発が、大命題のはず。
”パーパス”の販売による実績と、お客様からの評価を見極めてから発売するのだろうか。
■なぜ、大手都市ガス会社が、発売に躊躇するのか?
この理由は、
1)「エコジョーズの燃焼時に出る、ドレン水はPH2程度の強酸性のドレン水。そのため現行製品は全て”中和処理”して排水。理論的には問題ない程度まで中性化しているものの、消費者保護の観点から”安全優先”なのだろう。
2)今回の技術は、メーカーの説明では、ドレン水は、ユニットバスの排水側に流し、”排水処理段階では、一定の処理水できれいに流し処理する”そのため浴槽などへの、返水処理ではなく、理論的には問題ない。
3)ただ、やはりあくまでも”現行追い焚き配管を利用することには代わりがない技術”との技術的安全性の問題あり、と考える保守的考え方の問題もあるようだ
■ただ、お客様ニーズからすると、早急な、「エコジョーズ」PS設置の給湯器の開発が必要との考え方があるなら、”可”か”不”かの判断は積極的にほしい。
やはり大手都市ガス会社の動向が、市場の販売動向に大きく影響する。 我々販売業者も、この技術的結論を早く欲しい。<業界上げての認知”PR”対策が必要>
■このような進歩的技術を開発したガス機器メーカー”パーパス”は、業界は評価すべきであろう。
このメーカーの過去に開発したガス給湯器技術が、今の給湯器の基礎的技術になっているものも多く、大いに評価すべきであろう。だた残念なことは、”開発技術は優れていても、販売政策に難点か?”普及期に移行するに連れて、他大手給湯器メーカーにシェアー争いには負けていく。市場は、もっと”チャレンジ”する開発メーカーの優先度を確保すべきだろう。
■大手ガス給湯器メーカーも、”もっとチャレンジ精神を”
現在大手ハウスメーカーの”住宅新築時のガス給湯器採用比率は”10%あるのだろうか?”オール電化の流れの中で、負け組みの”観”有り。そのため、もっと積極的な、技術開発が必要では。”リスクを負ってでも”
と、今の市場を見ての感想でした。
■「エコジョーズ」をご検討の方は、お早目の補助金申請を。 無くなれば、今年9月の第3期まで待たなければならなく成ります。
明日(7月1日)から、ガス給湯器「エコジョーズ」補助金の第二期目の受付が開始されます。
この、第二期目の補助金枠の消化は意外に早いのではと予想しています。正直二週間持つのかな?台数的には1万5000台程度あるのだが?
電気の「エコキュート」のように3日で無くなる事は無いだろうが、かなり速いペースで推移することが予想されます。ガス給湯器買い替えで「エコジョーズ」補助金を希望する方は、申請するなら早い方がいいのでは。
なぜなら、メーカーなどから聞く話によれば販売店などが、かなりの予約を持っているようだ。
取付け工事の「フライング」許されない。昨年の「フライング事故」による法厳守通達が良く効いているだろうから当然一斉のスタート。
自分のところも、かなりのお待ちいただいているお客様が居られるため7月1日の代行申請スタート時は大変だ。
我々も「フライング防止」の観点から、「給湯器仮付け」対応するなどお客様の繋ぎ止め対策も実施しています。対応が大変。
ただ、今の経済状態からいえばありがたいことです。有効に活用させて戴きます。
くれぐれも”ガス給湯器買い替え時の「エコジョーズ」補助金申請はお早めに!