No.59 ガス給湯器の耐久年数・・・ノーリツ製給湯器のリコール

ノーリツ製ふろ給湯器の44万台リコール!発表。
一昔前ならセンセ-ショナルな事件的扱いかも。最近では見慣れた記事のような感覚になる。
これも慣れ恐ろしい事です。
さて、先のパロマやリンナイの湯沸かし器の不具合事故問題などの記事を見て同様に思うこと。
いったい給湯器の耐久年数は?
今回のリコール対象機種は、1989年から1994年の生産機種。
生産してから18年から13年経っている。それでも予測的には、まだ1/4以上が市場に残っているのだろうか?
■ガス給湯器の耐久年数は?。
一般的には、10年前後と思われていますが取り替え工事業者の話を聞くと、中には15年や18年といった20年近い機器も結構取り付いているとの事。
耐久消費機器としては、買い替え費用は工事費を含めると「ふろ給湯器」なら20万円前後はする。消費者にとっては安い買い物ではない。出来るだけ壊れない限り交換はしたくないのも当然。
だが、製造するメーカー側から考えると、基本的な耐久年数を過ぎていると思われる機器のリコールは悩ましい問題だろう。でも、取り付いて使用している限は耐久年数以内扱いになるのも当然の考え方。
しかし、ガス機器は、直接事故に繋がる確率が高い機器の部類。
現在生産されているガス給湯器には、機器のご臨終が近くなるとサインを出してくれる機器もあると聞きますが、このような”機器の死に際問題”は、もっと真剣に考えたほうがいいのではとも思います。
■次に、年数の古い機種のリコールなどの問題で気になるのは、修理対応部品供給が可能なのだろうか?と思う。
この20年位前からガス機器にも、電子部品を多用したコントロール機能が付いている。最近のパソコンや携帯電話の急激な発達を見るに付け、部品の進化も目覚しいものがある反面、旧電子部品の供給は可能なのだろうかと考えます。法的に決められた部品供給期間はあるが、今回のリコール対象機種も、13年以上過ぎている。基本的供給義務期間は過ぎている。後はメーカーの自主判断に頼るしかない。メーカーにとっては悩ましい問題と思われます。
今回メーカーは基本的には、修理対応と言うが、買い替え促進策で対応するのだろうか?
■今回のノーリツふろ給湯器の故障箇所
新聞記事及びノーリツのホームページにも詳しい内容は無い。
1)ふろ追い焚き側ガス調整弁の不具合と有る。
●ガス圧調整弁とは
ガスが完全燃焼するためには、ガス量、ガス圧、一次空気量、二次空気量と相互に関係しています。    この一つでもバランスが崩れると燃焼が不安定となり、逆火、赤火、一酸化炭素の問題発生があります。
特にガス圧は、常に有る一定の範囲内ではあるが常に変動しています。この変動を一定に保つ役目がこの部品です。構造的には、ダイヤフラム方式でゴム製の膜とバネにより圧力を安定させています。今回このゴム膜部品の経年劣化が原因との事。
ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918

No.54 給湯器の買い替えインターネットサイトへのアクセス数の地域性

ガス給湯器の、インターネットを経由したお客様からの情報収集アクセスは、やはり大きな地域性があります。
1)大都市の都市ガス市場 9に対して地方LPG主体市場1の比率です。
「私が運営する給湯器のインターネットサイト」の、過去4ヶ月(H19年1月から4月まで・・・一年を通じて一番のガス給湯器買い替え需要期」のデーターによれば。
◆県別アクセス数上位10位までのアクセス比率
・東京 25.9%
・大阪 12.8%.
・神奈川 9.7%
・千葉  3.3%
・愛知 3.3%
・兵庫 2.9%
・埼玉 2.8%
・京都 2.8%
・福岡 1.6%
・静岡 1.3%
当然、人口比率の多い地域からのアクセス数が多いことは当然です。
ただ傾向的には、都市ガス地域からのアクセス数が圧倒的に多い。
本来運営する拠点が、近畿を中心に始めたのだから近畿地区が最も多くなると予想したが、やはりインターネットはグローバルですね。
◆ガス給湯器の買い替え受注実績から見ると。
都市ガス商品20に対して、LPG商品1.3の比率です。
※この比率差はどこから来るのだろうか?
1)都市ガス地域の販売価格が少し割高か?
2)都市ガス会社の給湯暖房器販売へのシフトの為か、機器の販売金額も高額傾向か?。
3)LPG機器は販売価格が比較的割安。・・・ガスの顧客を守ることに重点?
◆お客様の年齢層
まだまだ基本的には、30歳代~45歳位の方が多いようです。
でも最近は、年配者の方のインターネット通じた問い合わせも多くなっています。
これから年齢層も広がりもっと普及するのでしょう。
私のような、団塊世代はまだまだ抵抗感があるし、インターネットの操作自体が暗中模索状態。
でも頑張りましょう、時代に乗り遅れないように。
-------------------------------------------------------------
ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918

No.22 ガス給湯器の小売価格設定は高すぎるのでは?

世の中安ければ良いと言うものの、小売価格設定が高すぎるのではと思う商品も多い。
ガス給湯器などもその部類。インターネット販売の世界では、消費者に対する販売価格が5割引や6割引は当たり前で、最たるものは、73%割引などが飛び出してくる。いったい販売業者は、メーカーからいくらで商品を仕入れているのだろうかと消費者が不審に思わないであろうか。
この状態を考えた場合、基本的には現在の小売価格の設定に少し疑問を持たざるを得ない。
まして、機器メーカーは、金属の世界的市場高騰の煽りを受けてどこも利益確保に苦戦状態。主力メーカーにおけるガス給湯器関連の利益率は、ほとんど採算すれすれもしくは、赤字状態と聞く。
それゆえ、この夏から秋にかけてメーカーは小売価格の改定値上げを実施したものの思うように値上げが浸透できていないと言う。現在主力給湯器メーカーは4社程度しかないはずだが。
このからくりは?

(さらに…)

No.18 ガス関連機器のリコール処理問題に対する経営者の姿勢。

最近、又テレビなどで目に付きだしたのがナショナルのリコール処理。さすがナショナル、石油ファンヒーターのリコール処理推進も本格的な暖房シーズンを前に各メディアを使った啓蒙活動を今年も再度徹底努力を 始めたようですね。今年半ばのパロマ社の湯沸かし器のリコール問題処理との違いは会社経営者のCSの考え方の違いですね。
製品クレームが起きても、その処理の仕方で大きく明暗が分かれますね。ナショナルさんには大変だが最後の1台まで頑張ってほしいですね。
◆ところで最近、家庭用機器のリコールで私の関心は、ガス温水式浴室乾燥機問題ですね。
ガス燃料陣営は、オール電化の攻勢に遭って、住宅新築部門で燃料獲得が苦戦しているとの日経の記事などを見ると、時代状況とは言え、本来は悪い話は公表したくないのが本音でしょうね?。
とかく、ガス機器メーカーは電機メーカーなどと比べて資本力が小さい為莫大な経費のかかるリコールの発表には消極的であったことは事実でしょう。
 ただ、ガス機器メーカーの中で、経営陣の考え方を一番評価出来るのはN社ですかね。今回の浴室乾燥機問題の製造会社の親会社ですね。この会社の経営陣は私もよく存じ上げていますが、知っている限りでは、昔から経営姿勢が紳士的で特にCS問題には真剣な企業でした。クレームが出たことは残念ですが、出たクレームを如何に処理するかは企業そのものの企業風土で培われた社会性の考え方ですね。<製品もいいが、経営の考え方でも一流ですね。・・・と感じています。>・・・私はこの会社の関係者ではないので、余り持ち上げることもないのだが、処理は迅速に頑張ってもらいたいですね。・・・中には企業姿勢が、売れればいい。儲けた金は対抗メーカーの市場を喰うことのみに使う、という企業も多々あることも知っています。 消費者に直接物を売る仕事をしている小売業者も、販売を手がけるなら良い製品は当たり前で、それプラスそれに携わる企業風土からくる真摯な社会性、精神性を持ち合わせたメーカーの品物を売ることを忘れないようしなければならないですね。 ガス給湯器や電気温水器のトラブル対処法や買い替え専門サイトは下のURLをクリックしてね!
http://www.u-form.net/(買い替えはこちらから!)
http://www.u-form.net/f-jyouhou/toraburu/kikisa-bisu.html(トラブル対処法はこちらから!)
【フリーダイヤル】 0120-046-918

No.13 あらゆる燃料の給湯器故障は、2/3は冬場に起きる!

給湯器の故障は、前に冬場が多いと書きましたが、
どの燃料の給湯器も、故障の発生率は、やはり冬場が多いようです。
その要因は
1)お湯の使用頻度が多くなる為機器の作動時間が長い。
2)水温が低い為、給湯器の能力いっぱいに、機器が作動する。
(人間も一緒、余裕がなければトラブル、ミスが多い)
3)家族構成、生活向上の関係で、欲求の向上
4)凍結破損、雪。
今回は、電気、石油、ガスの各燃料別給湯器やふろ釜の、冬を迎える前に家庭で出来る簡単点検を書いておきます。・・・機器本体内部は、絶対に触らないこと・・・素人療法事故の元

(さらに…)