|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※電気温水器のトラブル(故障)原因とその解決方法は、順次修正・追加させていただきます。ご利用ください。
|
安全逃がし弁の掃除方法・・・安全逃がし弁のゴミがみによる水漏れ対策 | |
電気温水器の設置概略図及び各重要部材の位置(内部構造)と名称 | |
ここで表示している電気温水器のトラブル(故障)の解決法は、 あくまでもお客様自身で確認できる最小限のトラブルの見方とその対処法です。 |
※機器 メーカー様で内容に不備,疑問点なところがあればアドバイスください。
1、お湯の使いすぎではありませんか? 電気温水器の缶体内のお湯の量は一定です。冷めたときに再加熱機能がないタイプは、 使いすぎるとお湯がなくなってしまいます。 <最近では、冷めたときに再加熱する機種もあります。但し電気料金は昼間料金。> |
|
<参考> ◆深夜電力専用の電気温水器のお湯の使える量は限定されています。。 |
|
1) | 最大その機器の、缶体容量の3/4程度までです。 <例> 400Lなら約300L 程度が最大と思ってください。・・・「缶体内部図」参考ください。 |
2) | 放熱ロスは、冬場は1時間に1.5℃程度あります。 ・・・夕方一番よく使う時間帯まで12時間後なら・・・放熱ロス約18℃。 |
<例>朝5時に深夜契約時間が切れて、最大容量を使う夕方のお風呂(PM7時と仮定)利用時間まで 12時間経過×1.5℃=18℃程度熱ロスする。 ∴85℃-18℃=67℃となります。・・・途中でお湯を使わなくても単純に利用可能湯量は下がる。 ※本来なら、85℃に沸きあげたお湯なら、42℃の湯を缶体容量の倍程度を使うことが可能ですが、 < 400L用、電気温水器を例にすれば> 400L×3/4×放熱ロス %=約240L(85℃相当湯量) ∴480L(42℃湯量換算)程度利用可能 ●4人家族の標準お湯使用量・・・・ 合計約400L〜460L/日・42℃ ※上の計算例でも分かるように、400Lの電気温水器なら4人家族でぎりぎりの能力です。 お客様や、お子様の余分な朝シャン等があると当然湯量は不足して来る可能性あり。 「暮れや、お正月などのように急に人の増える時期トラブルのはこのためです。」 |
|
2、電気温水器、外部の「安全逃がし弁」から常に水が出ていませんか。 | |
電気温水器は、貯湯タイプの湯沸かし器です。85℃まで沸きあげていく過程で、水の膨張による、 膨張水が安全弁から出る仕組みです。 <但しこれは湯沸し中のみです。通常昼間に出ることはありません> ※安全逃がし弁の仕組みについては「電気温水器概略設置図」をご覧ください。 この圧力を逃がしている時に缶体内の不純物が弁途中に咬み残ると、 常にその部分から水が出る状態となる為に起こります。 この場合、せっかく沸かしたお湯が常に外部にることにより、お湯不足を生じます。 ※「安全弁の掃除」又は交換が必要です。・・・掃除方法は「安全弁お掃除方法」で確認ください。 |
|
3、缶体内部からの水漏れなどによる漏電遮断弁の作動 | |
電源が、触らないのにOFFになっている。電源をONしてもすぐ切れる。 ◆原因・対策 電気温水器の設置場所に行き、缶体付近から水漏れがないか確認の事。 水漏れあれば・・即修理又は機器交換 |
1) | 水漏れしていませんか?・・・・・本体から湯漏れしている。 |
2) | 安全逃がし弁(安全弁位置※図1で確認)から”チョロチョロ”と常に水が出ていませんか? |
3) | 電気温水器の本体を確認・・・・配線用遮断機又は、機器本体の漏電スイッチがOFFになっていませんか、 |
4) | タイムスイッチが狂っていませんか?<電気温水器専用の外部電源メーターの時間設定の狂い> |
1)本体内部からの水漏れによる。・・・・水が外装からシミ出ている場合は機器の交換が必要 2)安全逃がし弁(安全弁の位置は参考図で確認)からの排水は「湯沸し中のみ」です。 ※「安全弁の掃除」又は交換が必要です。・・・掃除方法は「安全弁お掃除方法」で確認ください。 3)屋内の電気温水器配線用遮断機の確認。 外部からの湿気や間体内部の水漏れなどにより漏電ブレーカーが作動している場合、電源がOFFとなります。 本体側の漏電ブレーカーの確認。復帰しない場合は この場合は修理依頼する。 <缶体内部からの水漏れ漏電が心配されます> ※落雷の影響で機器本体の漏電ブレーカーがOFFになっていませんか。 4)何らかの不具合で、深夜電力専用デジタル時計の狂いが生じている。・・・電力会社へ連絡してください。 |
1) | 機器本体側の減圧調整弁、又は給湯用混合水栓のフィルターのつまりが考えられます。 |
給湯給水配管内部の不純物やご近所などでの水道本管工事などの原因で起こることが多い。 フィルター部を確認して掃除してください。 |
操作 | 安全弁上部のレバーや丸いリングワッカをて1秒程度2回〜3回程度持ち上げる。 ※この操作をすると、安全弁排水管口から水が勢いよく出てきます。 ・・・・(安全弁の位置は参考図で確認) |
安全弁の止水弁部分に掛かっているゴミなどをこの操作により排除することを目的とした操作です。 | |
原 因 | 対 策 | |
1) | 安全逃がし弁自身の不具合 | 安全弁の交換が必要 |
2) | 水圧調整器(減圧弁)の不具合 | |
電気温水器などの貯湯式の湯沸かし器は、缶体内部の圧力破損を防止する為。 基準で一定以下の圧力に保つことが規定されています。 (旧式電温は1kg/cm以内(新型2.0kg)以内に減圧調整されています。) 通常は、水圧調整器0.7kgと安全弁0.9kgの圧力差により作動設定しています。 ∴水圧調整器が故障すると調整不能となり、安全弁圧力より上昇する為漏水する現象 |
減圧弁の交換が必要。 |
★電気温水器は、設置後10年過ぎたら、修理するより買い替えが有利。
|
<参考> ■電気温水器の概略設置図<実際の製品とは多少の相違あり。> |
|